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アラートメールが止まらない!疲弊した現場を「システム監視の自動化」で変える
2020.04.20

DXを加速させるITシステムの運用改革第22回

アラートメールが止まらない!疲弊した現場を「システム監視の自動化」で変える

著者 Bizコンパス編集部

 現在IT部門には、デジタルビジネス時代を勝ち抜くための仕組みをつくることや、事業のリスク要因をデジタル技術で改善することが求められます。しかし、従来オンプレミスだったITインフラにクラウドが加わり、アプリケーションや端末も増えて、“守り”の領域が拡大。日々の運用の稼働で手一杯という担当者も多いでしょう。

今回は運用負荷を増大させる一因となっている、膨大なアラートメール対応の改善策を取り上げます。

もはやアラートメールは、人力ではさばけない!

 システムやネットワークの正常な作動を監視し、故障発生時の迅速な対処・復旧は企業の事業継続を支えるIT部門における運用担当者の責務です。オープンソースの監視サービスを使用し、そこから送られるアラートメールを参照すれば、故障やサーバーの追加、新しいアプリケーションのリリースなど、システムの状況変化が把握できます。

 しかし、そのような監視サービスから日々送られてくるアラートメールすべてに対応するのは、簡単なことではありません。

 ITシステムの規模が小さいのであれば、そこまで多くのアラートが発生しないため、メールで確認し、その都度手作業で処理することも難しくありません。しかし、システムが大規模になるほど監視項目が増え、毎日数百件単位のアラートメールが発生し続けることになります。そうなってしまっては、手作業での処理は困難を極めます。

 メールボックスにあふれるアラートメールを、1通ずつ開いて確認する手間は膨大なものです。検索による絞り込みにも限界があります。アラート同士の関連性を複数のメールから目視で把握することにも大変な労力が発生します。人手を増やすという手もありますが、そもそもIT人材は業界全体で慢性的に人材不足となっており、たとえ人員が確保できたといえど、ヒューマンエラーがなくなるわけではありません。

 こうした人手による処置が、故障対応の遅れやチケット起票の人為的記述ミス、優先して対処すべき項目の見極めが判断できないといった問題を生み、組織の疲弊、運用の品質の低下を招くのです。

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