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AWS導入を成功させるには、3つのフェーズの攻略がカギ
2020.04.03

DXを加速させるITシステムの運用改革第20回

AWS導入を成功させるには、3つのフェーズの攻略がカギ

著者 Bizコンパス編集部

 企業のITリソースに対する考え方は、「所有」から「利用」へと変わりつつあり、セキュリティや機能の向上が進んだことなどを背景に、クラウドサービス市場は急伸しています。MM総研の調査によれば、国内の2018年度におけるクラウドサービス市場全体の規模は約1兆9,422億円で、2017年度に比べ18.1%増加したといいます。

 こうしたクラウドファーストのトレンドをけん引しているのが、約4割のシェアを握る「AWS(Amazon Web Service)」です。日本国内でも導入を検討するケースは増えていますが、従来のオンプレミス環境をAWSのクラウド環境に切り替えることに抵抗を感じる企業は少なくないでしょう。そんな悩みを解消する、“失敗しない”ためのAWS活用方法を解説します。

漠然とした不安があるからAWSの導入に踏み切れない

 AWSを社内に導入し、ビジネスで一定の効果を出すためには、避けて通れない3つのフェーズが存在します。それは、「導入・移行フェーズ」「監視・運用フェーズ」そして「活用フェーズ」です。導入すれば終わりではなく、きちんと運用し、ビジネスで使いこなすところまでを考えることが重要ですが、各フェーズで障壁となる課題は少なくありません。

 たとえば「導入・移行フェーズ」では、既存のオンプレミス資産をどこまでAWSへ振り分けるべきか、移行することで自社サービスにどんな影響が出るのか、クラウドを利用する際のセキュリティ対策をどうするかなどを見極める必要があります。本フェーズにおいては、PoC(Proof of Concept)の実施や、経営層を納得させるために、セキュリティポリシーに基づく安心材料を求めるニーズが多いようです。

 「監視・運用フェーズ」ではAWS上リソースの最適な監視をどのように実現するか、グローバルエリアでAWS、あるいはオンプレミスなどのハイブリッド環境をどのようにマネジメントしていくかといった検討項目があります。事業部主導でクラウド環境の利用が進み、IT部門がガバナンスを効かせることに苦労するケースも発生しています。

 そして「活用フェーズ」では業務効率化や新たな製品・サービス創出に向けて、AWSを使いこなすノウハウが必要です。加えて、AWSの実装による環境の変化に適応して効果が出せるのかという課題も見受けられます。

 このようにAWSの実装では事前に検討しておくべき項目が多く、そこに漠然とした不安を覚えている方は多いのではないでしょうか。ここで重要になってくるのが、3つのフェーズで生まれる不安を解消してくれる、AWSコンサルティングパートナーの選定です。

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