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なぜ横河電機はスクラッチ開発を諦めServiceNowを選んだのか?
2019.11.13

DXを加速させるITシステムの運用改革第13回

なぜ横河電機はスクラッチ開発を諦めServiceNowを選んだのか?

著者 Bizコンパス編集部

海外顧客への対応が、「半日」から「瞬時」に

 同社はさっそく、VPSRemoteのサービス運用基盤をServiceNowに変更する取り組みをスタート。成果はさっそく出ているようで、特に開発速度はかなり早くなっているようです。同社ではわずか4ヵ月で第1フェイズの開発を完了し、PoCによる検証も終え、本格開発に着手しているといいます。

「開発に必要な工数や期間は、これまでの半分以下になり、圧倒的にスピードアップしています。ServiceNowが標準で提供するモジュールの汎用性の高さのおかげです。

 加えて、NTT Comによるプロジェクトマネジメント力による好影響も出ています。こちらが要件を伝えると、カスタマイズが必要かどうか、瞬時にジャッジしてもらっています」(寺島氏)

「本格導入されれば、オーダーを取りまとめたライセンス付与、問い合わせメールへの返信などが自動化できます。人為的なミスも減り、対応業務の稼働は、従来の半分以下に抑えられるはずです」(宮岡氏)

 野田氏は、ServiceNowによって、サービス品質は従来よりさらに向上すると見込んでいます。

「使い勝手の向上はもちろん、海外の担当拠点から一連の対応が自動化でスムーズに行えるようになります。最低でも半日は要した海外のお客さまへの対応が、瞬時にできるようになるでしょう」

 第1フェイズで確かな手応えをつかんだ同社では、現在、後継サービスの開発と並行して、運用基盤の第2フェイズ、第3フェイズの開発を進めています。その後、現行のVPSRemoteに実装し、今後リリース予定の後継サービスにも実装していく計画です。

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