完成したスマホアプリは「Pigeon Switch(ピジョンスイッチ)」と名付けられました。現時点は、電動さく乳器に対応する専用アプリですが、将来はピジョンが開発するさまざまなベビーテック製品の連携も検討していきたいと考えています。

自信を持って世に送り出せるベビーテック製品が開発されましたが、アプリのサポート体制について不安に感じていることがありました。
「夜中にさく乳をしているとき、突然アプリが動かないとか、つらい思いをしてさく乳をしたのにエラーで記録できないといった事態は、避けなくてはなりません。とはいえ、100%トラブルを防ぐことは難しいので、何か起きたとき、すぐ解決できる体制が必要でした。ただ、当社は、スマホアプリに元々知見があったわけではないため、そこは不安を感じていました」(久保田)
この課題を解消するべく、NTT Comはサービスを支えるサーバーを24時間止めない監視体制、耐障害性に優れたシステム構成などのインフラ対応だけでなく、ピジョンのお客様相談室との密な連携を実施。さらには問合せに対する応対マニュアルから関連部門へのエスカレーション、NTT Com側のトラブル対応窓口との連携など、詳細な部分にまで目配せをした運用体制づくりを支援しました。