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企業のDXを推進!戦略的マルチクラウド活用を考える
2018.12.21

複雑化するマルチクラウド環境をどう構築すべきか

企業のDXを推進!戦略的マルチクラウド活用を考える

著者 Bizコンパス編集部

ポイント2:ガイドラインを策定し安全に使えるクラウド環境を整備

 クラウドを利用することで生じる、新たなセキュリティリスクに迅速に対処するなど、適切な運用に向けた準備も重要です。オンプレミスからパブリッククラウドに移行するといった場面では、従来考える必要がなかったことを検討する必要があり、そこに抜けや漏れがあればコスト効率の低下や情報漏えいなどの事故につながりかねないためです。

 そこで必要となるのがクラウド利用を前提とした運用ルールやガイドラインの策定です。実際、初めて全社的にクラウドを導入したある企業では、課金やアカウントの権限など、クラウド利用を広範囲に網羅するガイドラインの必要性を感じていました。こうしたガイドラインを作成するとき、システム側に寄った内容になるとユーザーにとってクラウドが非常に使いづらいものになるといったケースもあります。デジタルトランスフォーメーションを推進するためにクラウドを導入したのに、ガイドラインが障壁となりクラウドが使われないなどといった状況になれば本末転倒でしょう。

 このような失敗を防ぐため、NTTコミュニケーションズは現状のシステムの運用手順やシステムの使われ方を調査し、さらに企業側の担当者も参加する形でワーキンググループを立ち上げ、ガイドラインを策定していきました。特に意識したポイントは、ロール(役割)に合わせた記述を行っているという点です。システム管理者、システム担当者、システム利用者でそれぞれ留意する点が異なるため、それぞれに必要十分な情報を提供することで、積極的にクラウドを活用できる環境を実現しています。

 このガイドラインに加えて、クラウドサービスに対応したセキュリティサービスを組み合わせて導入・運用することで、こちらの企業ではセキュリティ上の事故を防ぐことができています。

【ポイント2】運用準備:利用シーン

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