NTTコミュニケーションズ

Bizコンパス

【重要】「Bizコンパス」サイトリニューアルのお知らせ
オムロンが考える、ニューノーマル時代の製造現場を変える「5G」の活用法とは
2021.04.13

ニューノーマル時代にビジネスはどう変わるのか第26回

オムロンが考える、ニューノーマル時代の製造現場を変える「5G」の活用法とは

著者 Bizコンパス編集部

 2020年からサービスの提供がスタートした、第5世代移動通信システムといえば「5G」です。高速大容量、低遅延、多数同時接続という3つの特長により、人のコミュニケーションはもちろん、産業分野にも大きな変革をもたらすことが期待されています。

 オムロン株式会社(以下、オムロン)ではこの5Gを活用し、SDGsや新型コロナウイルスに対応した、新たな製造業の形を作り出そうとしています。同社でファクトリーオートメーションの技術開発を統括している福井信二氏が、オムロンの新たな挑戦について解説します。

(本記事は会社NTTドコモが開催した「docomo Open House 2021」での、福井氏のプレゼンテーション「オムロンが考えるニューノーマル時代と5G時代の製造現場」を元に構成しています)

コロナ禍で製造現場はどんな課題を抱えているのか

「機械にできることは機械にまかせ、人はより創造的な活動を楽しむべきである」

 これはオムロン株式会社の創業者、立石一真氏の言葉です。実際に、センシング&コントロール+Think技術を核に据えた、同社の制御機器やファクトリーオートメーション(FA)システムは、創業者の言葉を具現化したものといえるでしょう。

 しかし福井氏によると、現在の製造現場は、従来のものから様変わりしつつあるようです。

オムロン株式会社
執行役員
インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー
技術開発本部長
福井信二氏

「まず、近年注目されている動きとして、持続可能な開発目標である『SDGs』の存在が挙げられます。現在、多くの企業がこの目標を掲げ、実現に向けて取り組み始めましたが、製造業も例外ではありません。従来は製品力やコストを競い合っていたわけですが、SDGsの下では、経済成長と働きがいを両立することが製造業にも求められています。

 SDGsに加えて、2020年春に始まった『コロナショック』も製造業に大きな影響を及ぼしています。多くの企業は、いまグローバルに製造拠点を展開していますが、人の移動が大きく制限される状況になって、従来の手法では海外の製造拠点の管理や立ち上げが難しくなってきました。同時に、新型コロナウイルスによる感染症が拡大する中、製造物の安心・安全だけでなく、従業員の安心・安全を担保しながら、必要な人員を確保することも大きな課題となっています」

関連キーワード

SHARE

関連記事

セブン-イレブンの次世代データ利活用基盤を支えるネットワークとは

2021.03.23

DXを加速させるITシステムの運用改革第37回

セブン-イレブンの次世代データ利活用基盤を支えるネットワークとは

5G✕エッジコンピューティングがインパクトをもたらす6の業界

2021.02.16

IT&ビジネス最新ニュース第111回

5G✕エッジコンピューティングがインパクトをもたらす6の業界

ローカル5Gとは何か?機能やメリットを紹介

2021.02.03

DX推進に必要なテクノロジー

ローカル5Gとは何か?機能やメリットを紹介

SaaS利用によって生じる課題をワンストップで解決する方法がある

2021.01.27

DXを加速させるITシステムの運用改革第34回

SaaS利用によって生じる課題をワンストップで解決する方法がある

With/Afterコロナのネットワークを支える「エッジコンピューティング」とは

2020.11.18

ニューノーマル時代のネットワーク技術革新第3回

With/Afterコロナのネットワークを支える「エッジコンピューティング」とは

アフターコロナ時代のITインフラは「SASE」がカギを握っている

2020.10.30

DXを加速させるITシステムの運用改革第31回

アフターコロナ時代のITインフラは「SASE」がカギを握っている

なぜニューノーマル時代に「ゼロトラストモデル」が求められるのか

2020.10.16

ニューノーマル時代のネットワーク技術革新第2回

なぜニューノーマル時代に「ゼロトラストモデル」が求められるのか