新たなネットワーク基盤の構築に向けて、同社ではネットワークパートナーの選定を開始します。各社からの提案内容に大きな差異はなかったため、最終的な決め手は過去の実績やフットワーク、技術力も含め“本当に信頼できるかどうか”だったと鍛原氏は明かします。
「各社から提案されたネットワークの機能面、コスト面では差異がありませんでした。従来よりEINS WAVEのデータセンター間ネットワークのバックボーンにはNTTコミュニケーションズを利用しており、障害発生時は、速やかに技術スタッフを同行して駆けつけてくれたフットワークと技術力を高く評価しました」
続けて神保氏も「カタログのスペックで出てくる話より、さらに深いところまで掘り下げて、検討しました。サービスというよりも、むしろ最も信頼性の高いキャリアという視点で選んだといっても過言ではありません」と補足します。
こうして同社ではNTTコミュニケーションズの「Arcstar Universal One」および「Arcstar Universal One モバイル」をバックボーンに組み込んだ、新たなネットワーク基盤「DCAN」構築プロジェクトは始動。インテックの各種サービス、グループであるTIS株式会社の各種サービス、Microsoft Azure、Amazon Web Servicesといったパブリッククラウドサービスと顧客のIT環境がワンネットワークで提供できる環境が整いました。
DCANのサービス提供イメージ
