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CDN活用で事業拡大へ!NDソフトウェアの挑戦
2018.02.07

ビジネススピードを加速するIT基盤第9回

CDN活用で事業拡大へ!NDソフトウェアの挑戦

著者 Bizコンパス編集部

年間25%のコストダウンに加え、ダウンロード時間を大幅に短縮

 システムの導入自体は円滑に行われましたが、事前のコストダウンの試算は、かなり綿密に行われたとのこと。ICT事業部の須貝鉄矢氏は、そのポイントを説明します。

「実際にCDNを導入した場合にどの程度のコスト削減が見込めるのか、社内説明のために非常に細かい部分までシミュレーションを行ってコストを積み上げていきました。そうして、我々が試算したコストをNTTコミュニケーションズに提示し、いくつかあるサービス体系の中から最も当社のニーズに合うものを提案してもらえたことは効果的だったと思います。切り替えは一気に行うのではなく、旧システムと1/2ずつ段階的に導入することになりましたが、最終形になった場合、年間で約25%のコストダウンが図れる計算になり、『これで行こう』ということになりました」

 NDSダウンローダープログラムは、現在はすべてCDN上で配信されており、まさに25%のコスト削減が見込める状態になっています。加えて、アクセスの負荷分散による効果も大きく表れているようです。

「一日におけるダウンロード数が大きく増加したことを確認できました。バージョンアッププログラムのリリース時には数千件のダウンロードが集中するのですが、CDN導入以前の4月と、導入後の11月で比較したところ、処理件数が1.75倍も増えていました。また、1時間という単位で比較すると、以前の約20倍という数字も出ており、想定以上のダウンロード時間短縮が実現できています。以前は配信サーバーから自動で配信しても、時間が掛かり過ぎでしまうなどの要因で配信しきれず、お客さまが自らダウンロードしていました。CDN導入後は、そのようなことがなく、きちんと自動でダウンロードが完了しています。従来はアクセスが集中する時期には、サポートセンターに『アクセスできない』『接続が切れてダウンロードできない』といったお客さまの声が多数寄せられていたのですが、導入後はまったく無くなったと聞いています」と、横山氏は管理担当者の視点で評価を語ります。

 管理負荷面での具体的な数字の比較は難しいようですが、感覚的にはかなり手間や時間が軽減されていると横山氏は付け加えます。現在はオリジンサーバー1台だけをメンテナンスすればよいので、気持ちにもゆとりが生まれていると言います。本格稼動以降トラブルはなく、安心感をもって運用されているとのことです。

CDN導入イメージ図

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