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企業がデータサイエンティストの才能を引き出すためにはどうすれば良いのか
2021.04.12

注目を集める「データサイエンティスト」の将来第2回

企業がデータサイエンティストの才能を引き出すためにはどうすれば良いのか

著者 塩崎 潤一

データサイエンティストを上手に活用することがDX推進のカギ

 (社)データサイエンティスト協会が会員向けに実施したアンケート調査結果では、「データサイエンティストという職業に将来性を感じる」と回答した人の割合は、実に81%という結果でした。同協会の会員の多くは、企業でデータサイエンティストとして働いている人たちなので、信用できるでしょう。

 一方で、現在の業務に対する「満足度」は42%でした。データを使うことでビジネスを変えていけると思っていますが、実際には、そういう業務ができていないといったところかもしれません。企業側がデータサイエンティストをうまく活用できれば、ビジネスをまだまだ加速していくことができるでしょう。

 近年、話題になることが多い「AI」の世界では、日本は遅れていると言わざるをえません。AIを進化させる要素は、データ、コンピュータ、アルゴリズムと言われています。大量のデータをもとに、コンピュータに規則(アルゴリズム)を学ばせることがAIの肝なのです。

 コンピュータという視点では、いかにコストをかけられるのかが重要となってきますが、データの世界はコストだけでは解決できません。AI戦略の遅れはデータサイエンスの遅れとも言えます。企業がAIをビジネスに組み込むためにもデータは不可欠であり、データサイエンティストが鍵を握っているのです。

 現在、「データサイエンティスト」という職種で、人材を募集している企業は必ずしも多くはありません。学生における認知率も低く、まだまだ職業として確立させているとは言えません。言い換えると、まだ埋もれている人材も多く、企業としては採用を拡大できるチャンスとも言えます。

「ビジネス力」「データサイエンス力」「データエンジニアリング力」という3つの能力で、満点をとれる人材は現実的ではありません。どれか1つの能力に秀でた人材ではなく、それぞれで必要最低限の能力をもったバランス型の人材が、データサイエンティストとしては重宝します。なぜなら、すべての視点をもっていないとデータサイエンティストとしての業務を回すことができないからです。

 これからの時代は、バランス型のデータサイエンティストを採用・育成することが企業にとっては重要になります。そのようなデータサイエンティストが、企業のビジネスを成功へと導いてくれるしょう。

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