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DXの潮流、CDOの挑戦
2021.04.14

デジタルトランスフォーメーションの実現へ向けて第64回

横河電機が推進する“インターナル”と“エクスターナル”両輪でのDXとは

著者 Bizコンパス編集部

DXインフラ構築成功のカギはIT部門とビジネス部門の連携

 データドリブンなインフラを構築する過程で重視したのは、情報システム部門とビジネス部門が連携してプロジェクトを推進する体制作りだったと、舩生氏は説明します。

 「多くの場合、データレイク構築はIT部門主導で行われますが、今回はデータを集めることではなく活用することが目的なので、データ活用の主体であるビジネス部門にプロジェクトに参加してもらいました。一般的に、IT部門に任せるとデータレイクはできるけれど活用されない可能性が高く、ビジネス部門に任せるとBIツールは使われるけどデータは散在したままになってしまいます。今回は両者のバランスをとってプロジェクトを遂行したことで、DXに適したインフラを構築出来たと考えています」

 横河電機は、こうしたインターナルDXの施策を推進し、2021年までにグループ従業員の2割超をデータ分析が出来る人材にするとの目標を掲げています。その目標に向けて人材教育にも注力しており、本社及び各拠点でBIツールのトレーニングセッションを開催したり、「YOKOGAWA University」という企業内大学がEラーニングコンテンツを提供しています。ほかにも、拠点メンバーを集めてベストプラクティスを共有するミーティングやワークショップを定期開催し、データ分析ケーパビリティの向上に努めています。

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