NTTコミュニケーションズ

Bizコンパス

DXの潮流、CDOの挑戦
2021.03.05

デジタルトランスフォーメーションの実現へ向けて第59回

DXを阻むデータ利活用の課題。その解決方法は?

著者 Bizコンパス編集部

BIツールでなにができるようになるのか

 それでは、BIツールを利用するとどのようなことが実現できるのでしょうか。粂川氏は、「大量データの高速処理」「幅広いソースからのデータの取得」「手軽なレポートの作成」そして「最新データのリアルタイムでの関係者との共有」の4つを挙げます。その上で、こうしたメリットをワンストップで提供するBIツールとして「TIBCO Spotfire®」(以下、Spotfire)を紹介しました。

 「Spotfireは、組織全体でのデータ活用を実現するビジュアル解析ツールです。データ分析で必要な前処理から可視化、高度な統計分析、関係者への分析結果の共有まで、Spotfireだけで実現することができます」

 粂川氏は、このSpotfireの特長の1つとして、柔軟で高速な探索的分析が可能である点を強調します。

 「Spotfireを利用すれば、インタラクティブかつ連動した視覚化を通じてドリルダウンを行い、さまざまな角度からインサイトを得ることができます。またSpotfireはデータの読み込みや結合、変換などの前処理操作を効率化できるなど、ユーザーの負担を軽減するための機能を備えています」

 このようにデータ分析のために必要な機能を網羅し、また高度な機能も備えたSpotfireを使えば、データ分析のための環境を効率的に進められるはずです。

データの収集・蓄積・活用がワンストップで可能に

 今回紹介したネットワークサービス「Flexible InterConnect」とBIツール「Spotfire」は、NTT Comが提供するデータ利活用のためのプラットフォーム「Smat Data Platform」を構成するサービスの1つです。

 Flexible InterConnectは、分断された各システムを安定的かつセキュアにつなぐデータ収集のためのネットワークとして、Spotfireは収集したデータを誰もが分析・可視化できるツールとして企業のDXをサポートします。

 「Smart Data Platformはデータ利活用に必要な収集・蓄積・管理分析に関する機能をワンストップで提供する企業のDXを支援するためのプラットフォームです。

 たとえば、Smat Data Platformで提供している、Flexible InterConnectや、データ蓄積や統合のためのツール、そしてSpotfireを組み合わせれば、さまざまなシステムに分散しているデータの収集・蓄積・統合から、データを関連付けして可視化、分析するところまでをワンストップで実現することが可能になります」(飯塚氏)

 DXを推し進めていく上で、データは極めて重要です。しかし、データをビジネスに活かすためには適切にデータを収集し、さらに活用することが求められます。このデータをうまく扱うための環境をどのように整備するべきなのか、あらためて検討してみてはいかがでしょうか。

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