NTTコミュニケーションズ

Bizコンパス

DXの潮流、CDOの挑戦
2020.12.23

デジタルトランスフォーメーションの実現へ向けて第55回

松永エリック氏が語る“DXの本質”と“今後の情シスの役割”

著者 Bizコンパス編集部

日本企業の発展の鍵を握る情報システム部門

 松永エリック氏と林氏の情報システム部門の重要性の話をうけて、Nutanix Japanのテクニカルエバンジェリストである島崎聡史氏はNutanix Japanが目指す方向について言及しました。

 「Nutanix Japanでは、DXを推進する情報システム部の“足を引っ張らない”インフラを提供していきます。足を引っ張らない、俊敏性があるインフラというとクラウドという話になりがちですが、クラウドに抵抗感がある企業も少なくありません。

 Nutanix Japanが提供するハイブリッドクラウドソリューションを使えば、オンプレミスでもクラウドでも場所を問わず、インフラの上でしたいことにすぐに取り組めるようになります。私たちは、そのようなプロダクトやサービスを通して、情報システム部門の皆さんを支援したいと考えています」

ニュータニックス・ジャパン合同会社
テクニカルエバンジェリスト
島崎聡史氏

 NTT comの林氏は「情報システム部門は重いオンプレミスのシステムを複数持っているケースが多いので、まずはそれをスリム化していかなければならないと思います。それによって捻出された予算をDX側にうまく持っていって、その上で事業部門と連携していくことが重要」だと指摘します。

 さらに企業のDXを支援するための手段として、NTT Comの「Smart Data Platform」について紹介しました。

 「私たちは、データ収集や蓄積、分析のための仕組みをワンストップで提供する取り組みを進めています。NTT Comはインフラのイメージが強いのですが、プラスアルファでプラットフォームレイヤーまで力を入れていこうと取り組んでいます」(林氏)

 プログラムの最後に松永エリック氏は、これからの情報システム部門では器用さより職人気質が求められるのではないかとの予想を披露。そして「日本企業の発展のカギを握るのは情報システム部の皆さんだと信じています。ぜひ頑張っていただきたい」とエールを送りました。

 これまで企業の情報システム部門というと縁の下の力持ちのような側面が少なからずありました。しかし、デジタルが企業活動に欠かすことができなくなった現在、日本企業の成長は、情報システム部門に懸かっているといっても過言ではないのかもしれません。

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