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「Smart Mobility」で、クルマはもっと安全に、便利になる
2020.10.07

デジタルトランスフォーメーションの実現へ向けて第51回

「Smart Mobility」で、クルマはもっと安全に、便利になる

著者 Bizコンパス編集部

 近年、コネクティッドカーと呼ばれるネットワークとつながるクルマが急速に普及しています。通信技術によってカーナビに搭載されているアプリケーションや地図情報を更新したり、車両の状態管理を行うなど、新しい自動車技術・サービスが次々と生まれています。

 また、次世代移動通信システム「5G」の実用化が始まり、近い将来クルマへの適用も想定されており、モビリティサービスは飛躍的に進化を遂げるものと思われます。

 このようなモビリティサービスの進化を、ICTの力で支援する取り組みが、現在NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)で進んでいます。同社は、2018年8月に「次世代オートモーティブビジネス推進室」を設立し、同社の強みであるNW・セキュリティ技術を活かし、車両から出力される大量のデータの処理技術や、コネクティッドカーをセキュリティの観点から見守る技術の開発などを推進してきましたが、2020年4月これら取り組みのさらなる強化と共に、モビリティサービスの創出を支援する新たな取り組みを進めるため、「Smart Mobility推進室」を設立しました。

 NTT Comは、Smart Mobilityによってクルマやモビリティ社会をどのように変えようとしているのか、同推進室長の松田達樹氏に話を聞きました。

クルマの技術が進化する裏で、データの量が爆発的に増加している

 NTT Comでは現在、ICTを駆使したデータの利活用により社会課題を解決する「Smart World」の実現を目指しており、7領域のDX(デジタルトランスフォーメンション)ソリューションに取り組む推進室を設立しています。その1つであるSmart Mobility推進室は、2018年より活動していた次世代オートモーティブビジネス推進室の取り組みを受け継ぎ、今年4月に発足しました。

 Smart Mobility推進室では、取り組むべきテーマとして「車両からの大量通信を支えるネットワークエッジサービス」「コネクティッドカー(通信機能を搭載した自動車)の安全/安心を支えるセキュリティサービス」「MaaSビジネス創出&コンタクトセンター」の3点を設定。これらに取り組むことによって、モビリティ業界のパートナーと協力して、安全・安心なクルマ社会を実現すること、持続可能な制約の無い移動環境を実現し、地域による移動の格差をなくし、生活者一人ひとりの可能性が広がる未来を創造することを目指しています。

「Smart Mobility」の取り組み全体像

NTTコミュニケーションズ株式会社
ビジネスソリューション本部
事業推進部
スマートモビリティ推進室 室長
松田達樹氏

 同推進室ではさらに、「世界規模のICTソリューションを武器に、データのガバナンス、セキュリティやプライバシーを守り、全世界の車両・数十億のセンサーからデータが流通するモビリティの世界に貢献すること」をコンセプトとして掲げています。

 「コネクティッドカーや自動運転など、クルマの技術が進化する中で、使用されるデータ量は爆発的に増加しています。私たちはNTTグループの持つ幅広い技術、ICTソリューションを武器に、モビリティ業界のパートナーとの協業を推し進めています」(Smart Mobility推進室長 松田達樹氏)

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