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京セラはなぜ「AI翻訳」の全社一斉導入を決めたのか
2020.03.27

デジタルトランスフォーメーションの実現へ向けて第36回

京セラはなぜ「AI翻訳」の全社一斉導入を決めたのか

著者 Bizコンパス編集部

なぜAI翻訳サービスは、すぐに全社に導入されたのか

 同社は、AI翻訳サービスの全社導入に向けて複数サービスの比較検討を開始。上田氏は、選定の決め手となったのはセキュリティとコストだったと説明します。

 「まず、クラウド上にアップロードした翻訳文や辞書データなどの情報はすべて暗号管理できること。さらに翻訳エンジンを専有できる安全性の高さは、EUのGDPRにも準拠していると伺いましたので、グローバルでの展開にも適していると判断しました。さらにID無制限で定額利用できるコストパフォーマンスの高さが全社展開に有益であると判断し、NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)の『COTOHA® Translator』の導入を決断しました」

 COTOHA® TranslatorはTOEIC960点超レベルの翻訳精度を実現し、翻訳に要する時間を人間の数十分の一から数百分の一に短縮できるクラウド型のAI翻訳プラットフォームサービスです。同社が選定したビジネスプランは、翻訳エンジンの専有により情報漏洩リスクを最小化。業界特有の専門用語を登録できる辞書機能も備えています。また、日本語・英語間の翻訳だけでなく、日本語・中国語間でも日本語能力試験1級合格レベルの中国語ネイティブと同等の翻訳精度を持っていることから、先に挙げた中国・天津で導入され、大きな効果を発揮したのも当サービスでした。

 各事業部のIT部門のキーマンに声をかけ、100IDでのトライアルを開始した同社は、そこで手応えをつかみます。日本語・英語間の翻訳精度が高く、直感的に操作できる使い勝手の良さから、全社導入を望む声が多く上がっていたのです。

 「特に(OfficeやPDFファイルがドラッグ&ドロップでそのまま翻訳できる)ファイルまるごと翻訳機能の便利さに驚いた利用者は多かったようです。実際、私自身も最初に使ったときは衝撃を受けました」(岡本氏)

 トライアルの成果を受けて、同社では国内はもとより、東南アジアの生産拠点、営業拠点を中心にグローバル拠点にもCOTOHA® Translatorを一斉導入します。

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