NTTコミュニケーションズ

Bizコンパス

DXの潮流、CDOの挑戦
2019.11.06

デジタルトランスフォーメーションの実現へ向けて第23回

ラグビー日本代表を躍進させた「スポーツデータ利活用」の最前線

著者 Bizコンパス編集部

 日本が歓喜に包まれた10月13日。初の自国開催となった「ラグビーワールドカップ(以下、RWC)2019日本大会」で、日本代表チームは史上初の予選プール4連勝、ベスト8進出を成し遂げました。日本代表チームは、4年前英国で開催された前回大会でも優勝候補の南アフリカチームを倒し世界を驚かせました。

 これらの躍進を支えたのが、GPSなどを使って収集した選手のパフォーマンスデータとプレーデータの利活用です。前回大会で日本代表チームのデータ取得やチームの分析サポートを行っていたのがデータスタジアム株式会社。2019年10月に開催された「NTT Communications Forum 2019」では、データスタジアム代表取締役社長の加藤善彦氏と、データを利活用した社会変革「Smart Word」を掲げるNTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)代表取締役社長の庄司哲也氏が対談を行いました。ビジネスにも通じる「スポーツデータ利活用」の最前線とは?対談の模様をレポートします。

気になる見出しをクリック

“勝つため”と“魅せるため”のデータ利活用

「私どもデータスタジアムは、2001年の創業当初からサッカー、野球、ラグビーのデータ分析を手がけ、近年ではバスケットボール、卓球、パラリンピック種目、ゲートボールまで対象競技数を大幅に広げています。当社が提供するサービスは『勝つためのデータ利活用』と『楽しむためのデータ利活用』に大別できます」と、加藤氏はデータスタジアムの概要を紹介します。

「勝つためのデータ利活用」とは、プロ選手やチーム、スポーツ団体を対象に、各競技及び選手の生データを取得して分析・解析し、選手の強化、戦術立案をサポートすることを意味します。例えば、データスタジアムが提供する「Football BOX」というサッカーのデータ分析ソリューションは、Jリーグ全試合の約2,000項目に及ぶプレーデータと映像をリンクさせ、さまざまな条件で分析することができます。

「魅せるためのデータ利活用」とは、一般のスポーツファンを対象に、データを活用したエンターテインメントコンテンツを提供し、新たなスポーツの楽しみ方を提供するサービスです。例えば、映像配信サービス「DAZN(ダゾーン)」の放送で使用されるJリーグ全試合の選手情報やスタッツ、走行距離、速度、プレーエリアを可視化したヒートマップなどを提供しています。これによって観客は、各選手のプレーの傾向などをデータで確認しながら、試合を楽しむことができます。

スタジアムの臨場感を“丸ごと”再現!?

次世代のスポーツ中継は、データと映像が融合する

機械学習での未来予測が、スポーツを変える?

この記事で紹介しているサービスについて

SHARE

関連記事

約6割の日本企業は、Afterコロナを見据えた取り組みができていない

2020.08.05

デジタルトランスフォーメーションの実現へ向けて第43回

約6割の日本企業は、Afterコロナを見据えた取り組みができていない

「With/Afterコロナ」で企業のクラウド利用は加速するか

2020.07.22

エバンジェリストが解説「5分でわかるITトレンド」第7回

「With/Afterコロナ」で企業のクラウド利用は加速するか

コロナ禍で分かれる「変わりたくない企業」と「変わろうとする企業」

2020.07.17

ニューノーマル時代にビジネスはどう変わるのか第4回

コロナ禍で分かれる「変わりたくない企業」と「変わろうとする企業」

AIはどうやって、新型コロナウイルスの治療/診断/予測をしているのか?

2020.07.15

With/AfterコロナにおけるAI技術の可能性第2回

AIはどうやって、新型コロナウイルスの治療/診断/予測をしているのか?

ポストコロナ時代のCIOが担うべき役割

2020.07.13

IT&ビジネス最新ニュース第34回

ポストコロナ時代のCIOが担うべき役割