2017.05.26 Fri

 デジタルトランスフォーメーションによる変革が強く求められている中、企業におけるクラウドの位置づけや、IT部門に求められる役割も変化しています。クラウドをデジタル戦略の中略と位置づけて推進している企業はどの程度いるのか、企業は今後どのような舵取りが必要なのか。NTTコミュニケーションズのクラウド・エバンジェリストである林雅之氏に、伺いました。

 

クラウドのハイブリッド化に潜む「落とし穴」

 ITを活用して新たなビジネスを創出する「デジタルトランスフォーメーション(DX)」の実現、そして既存システムの運用効率向上を図る上で、もはやクラウドは欠かせない存在となりました。実際、クラウド化の波は幅広い領域に押し寄せており、たとえばオンプレミスのままで運用されることが多かった基幹系システムも、将来的にはクラウドシフトが進むとされています。

 昨今のトレンドとなっているのが「ハイブリッドクラウド」。システムの要件に合わせて最適なクラウド環境を使い分けることを目的に、複数のクラウドサービスやプライベートクラウドを組み合わせるもので、特定のクラウドサービスのみを利用するよりも柔軟にシステムを構築できるというメリットがあります。
 

 

ハイブリッドクラウドのイメージ

 しかし、NTTコミュニケーションズのクラウド・エバンジェリストである林雅之氏は、無秩序なハイブリッドクラウドの構築には落とし穴があると警告します。

 「確かにハイブリッドクラウドには、システムに応じて適材適所でクラウドを使い分けられるというメリットがあります。とはいえ無計画にさまざまなクラウドを導入してしまうと、さまざまな連携コストが発生する点に注意すべきです」

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Bizコンパス編集部

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