導入した成果は、すぐにあらわれました。以前から通話内容のチェック業務を担当している同社CO事業部 品質管理課の不破瑠美氏は、作業効率が大幅に向上したと振り返ります。
「テキスト化したものをそれぞれの担当者に振り分け、30分間で10件の通話をチェックできるか試してみました。その結果、30分どころか15分ほどで、10件すべてをチェックできました。これまでは1日で15件をチェックするのが限界だったため、作業効率が大幅にアップしたと感じています。短時間で作業が完了するようになったため、別の業務に集中する時間も生まれています」
検索が容易なこともメリットとなっているようです。
「これまで録音した音声を聞いていたときは、たとえば重要事項を説明している箇所を確認したい場合、再生する場所を少しずつ変えながら探す必要がありました。
しかしテキストデータであれば、検索で目的の箇所を素早く探し出せますし、テキストに経過時間が埋め込まれているため、音声を聞き返す必要がある際もピンポイントで再生できます。作業効率はものすごく上がりました」(不破氏)
単純に計算すると、1件あたり約2時間かかっていた音声チェックが、わずか4分で完了できるため、作業効率は約30倍アップしたことになります。
「COTOHA Voice Insight」導入後の効果
