それにより、すでに業務効率化の効果が出てきていると八尾氏は説明します。
「これまでは情報の伝達などさまざまな用途で書類を使っていましたが、多くの業務がシステムの中で完結するようになったため、紙に何かを書くという機会は格段に減りました。サービスレベルとして設定している指標がPureCloud上でわかるようになったうえ、コンタクトセンターの混雑状況も管理者だけでなくオペレーターもリアルタイムに把握できるようになったことも大きいと感じています」
外部の業者に依頼することなく、自分たちでさまざまな設定を行えることでコスト削減にもつながっているとも話します。
「オンプレミスで運用していた旧来のPBXと違い、各種設定をPureCloudで完結することができます。これまでのPBXで何か設定を変えるときには、保守を依頼しているベンダーとの要件定義を行う必要があり、その都度相応のコストが発生していました。PureCloudでは自社でそれらを設定することができるので、コスト削減にもつながっています」