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先人たちの言葉に学ぼう
2013.03.18

資産運用のヒント第13回

先人たちの言葉に学ぼう

著者 河野 富有

 私たちは「ことわざ」「故事成語」などを小学校や中学校で習います。子どものときは意味が分からなくても、人生経験を積めば「なるほど、確かに先人たちの言うとおりだ」と気付かされることも多いもの。お金に関係のあることわざ・故事成語を、資産運用に活かしましょう。

 

金なき者は金を使う

金なき者は金を使う お金持ちになるためには、「収入を増やす」「支出を減らす」「資産運用をする」の3つをバランスよく行なうことが大切。
 こう書くと「なんだ、誰でもできるじゃないか!」と思うかもしれません。
 でも、収入を増やすために、皆さんにできることを思い浮かべて下さい。たとえば、残業を増やす、副業を持つということは、時間も労力もかかり大変です。支出を減らすには、現在の支出を見直し、ムダと思えるものは省く、必要と思えるものはできる範囲で少額に抑える、など努力が必要。この上に、資産運用も行なうのです。想像するだけで、けっこう大変ですよね?

 お金持ちは、このような苦労を知っています。そのため、お金を浪費するのではなく「本当に使いたいときだけ、納得のいくように使う」のです。
 しかし、お金のない人ほど「なんとなく納得がいかないけど、とりあえず支払ってしまう」「後になって、何に使ったか分からない出費が多い」ことが多いです。
 皆さんの支出を「消費(生活などに必要な買い物)、投資(自分や家族のために役立つ出費)、浪費(ムダ使い)」に分類してみると、どの出費を減らせばよいか、どの出費は続けていくべきかが、見えてくるかもしれませんよ。

 

金(かね)の草鞋で捜す

金(かね)の草鞋で捜す

 「投資用の資金ができたら、何が何でも投資を始めなければいけない」と焦るのは、金なき者のすることです。それよりも「本当に欲しい商品が見つかってから、投資することが大切です。
 欲しい商品を探すには「金の草鞋で探す(捜す)」ことをお勧めします。この言葉には、わらで編んだ草鞋よりずっと丈夫な、金でできた草鞋をはけば、擦り切れる心配がなく、とことんまで探せるという意味があります。

 「慌てる乞食は貰いが少ない」という言葉もあります。もともとは「先を争って利益を得ようとすると、… 続きを読む… 続きを読む

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河野 富有

河野 富有

フリーランスライター

大阪市立大学大学院理学研究科修了(学位:修士(理学))。2014年10月現在、放送大学選科履修生。危険物取扱者、医療情報技師、メンタルヘルスマネジメント検定(II種)をはじめ10以上の資格を保有。

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