Bizコンパス

マーケティングの「今」
2018.01.11

データとAIの活用で商品開発や顧客体験を強化したい

アフラック 上席執行役員 佐伯 和則 氏

 がん保険・医療保険の契約件数14年連続No.1のアフラック。同社がデジタルマーケティングを強化する狙いについて、上席執行役員の佐伯和則氏に伺った

 

Web動画を活用したプロモーションにより提案件数が増加

―― デジタル化は生命保険業界の市場環境に変化をもたらしましたか

 生命保険業界の加入プロセスは、今もお客様宅への訪問、あるいは店舗に来店いただく対面プロセスが主流ですが、近年、提案や勧誘などの対面プロセスに至る前に、お客様自身がWebやスマホを使って情報収集し、行動されるケースが増えています。そういったニーズに応えるために、当社もデジタルの活用を強化しています。

―― 「給与サポート保険」では、プロモーションにWebを活用されていますね

 これには2つの理由があります。そもそも「給与サポート保険」とは、病気やケガで働けなくなったとき、月々の給与をしっかりサポートしてくれる保険商品です。いざというときの治療費だけではなく、収入減少のリスクをカバーできる新しいカテゴリの商品として業界でも注目されています。

 この保険が最もフォーカスしているのは働き盛りの層です。この層はWebやスマホを使い慣れているというのが、デジタルを活用したひとつの理由です。もうひとつの理由は、ターゲティングにより潜在顧客に直接アピールできるので、より効果的なプロモーションができることです。

―― 具体的にはどんな施策を打たれたのですか

 Web動画を主とするプロモーションを展開しました。「給与サポート保険」は、比較的新しい領域の商品です。短時間のテレビCMでは商品の良さ、特徴を伝えきれないので、なぜこの商品が必要なのかという動機づけができる内容のWeb動画を作成しました。コンテンツの内容はテレビCMと関連していますが、Web動画の方が、より深堀したメッセージや情報が盛り込まれています。

―― 狙い通りの層にアプローチできましたか… 続きを読む… 続きを読む

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佐伯 和則(さいき かずのり)
1967年 広島出身。1989年日本長期信用銀行に入行。2000年 3月アフラックに入社。マーケティング戦略企画部長、金融法人部長、アソシエイツ営業統括部長、マーケティング企画部長などを経て2017年1月より執行役員、2018年1月より現職
◎情報収集方法
医療関連については国内外の情報を幅広く収集。病院、省庁、ベンチャーなど知見を持つ人に会って話を聞く
◎スキルアップするために心掛けていること
常に情報収集を怠らないこと

アフラックについて
■ 事業内容 生命保険業
■ 設立年月 1974年
■ 本社所在地 東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル
■ 資本金 純資産の部合計:6,338億円(2017年3月末)
■ 従業員数 4,734人(2017年3月末)
■ 業種 生命保険
■ ホームページ

http://www.aflac.co.jp/

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