2016.09.08 Thu

服借り放題のメチャカリはアパレルの破壊か創造か

株式会社ストライプインターナショナル 取締役兼CTO/Web&Technology本部長 松村 映子 氏

 「earth music&ecology」で知られるストライプインターナショナルのCTOであり、子会社のバスケット株式会社 代表取締役社長を兼任する松村映子氏がマーケティングを語る。

 

アパレルから“ライフスタイル&テクノロジー”の会社へ

―― 事業の概要を教えてください

 「earth music&ecology」というブランドを軸に女性向けカジュアルアパレル事業を展開していますが、現在の事業ドメインは“ライフスタイル&テクノロジー”に大きく転換しています。現在は服を売るのみならず、ライフスタイルにかかわるビジネスの提供に重きをおいています。

―― アパレルでブランドを確立した御社がテクノロジーへ踏み出した理由は何ですか

 最近の消費者は、洋服を買うようにスマホやスマホケースを買いますよね。これは、ある意味でスマホがライフスタイルに直結したツールになったことを示していると思います。そうであるならば、私たちもスマホをはじめとするテクノロジーを活用していかなくては、消費者のニーズに応えられないと考えたのです。

―― テクノロジーを活用したサービスの事例を教えてください

 いくつかサービスを展開していますが、今、お客さまに価値を届けられているという意味では、ECと「メチャカリ」の2つが大きいですね。

 10年ほど前まで「ネットで服は買わない」というお客さまが多かったのですが、今は「買いに行く時間がない」「近くにお店がない」という理由で、誰もが普通にECを利用するようになりました。弊社のECも2014年から2015年にかけて急成長し、今年度も順調に伸びています。これはアパレルに限らず、ECが生活に密着したものになったからだと考えられます。

 一方の「メチャカリ」は、2015年9月にスタートした新しいサービスで「earth music&ecology」をはじめ弊社グループのブランドや他社ブランドの新品アイテムを3点まで、月額5,800円で何度でも借り放題のサービスです。(月額は税抜価格。返却時に、別途返却手数料が発生。)

 もうひとつテクノロジーをいかした事業としては、… 続きを読む

全文(続き)を読む

続きを読むにはログインが必要です。

まだ会員でない方は、会員登録(無料)いただくと、続きが読めます。

松村 映子(まつむら えいこ)
2007年、フューチャーアーキテクトに入社し、システム開発、ITコンサルなどを経て2011年に起業。女性向けのアパレルEC販売などを手掛ける。2014年、新たにバスケット株式会社を設立し、宅配クリーニング事業を開始。2015年5月よりバスケットが株式会社ストライプインターナショナルの子会社となり、ストライプの取締役に就任
◎情報収集方法
経済情報は新聞、ITはWebとシリコンバレーの友人、トレンドは雑誌
◎コミュニケーション方法
メンバーに声をかけられたら、どんなに忙しくても時間を惜しまない
◎ストレス解消法
運動(マラソン、自転車など)

株式会社ストライプインターナショナルについて
■ 事業内容earth music&echologyをはじめとするアパレル事業、日常着のレンタルサービス「メチャカリ」、EC事業。グループ会社では、日本のプレミアムな文化・技術を紹介するサイト「プレミアムジャパン」の運営、宅配クリーニング事業など、ライフスタイルをトータルに提案できる事業を展開
■ 設立年月1995年2月
■ 本社所在地岡山県岡山市北区幸町2-8
■ 資本金1億円
■ 従業員数3,244名(2016年7月末時点)
■ 業種小売業
■ ホームページ

http://www.stripe-intl.com/

このページの先頭へ
Bizコンパス公式Facebook Bizコンパス公式Twitter