近年「タニタ食堂」で一躍注目を集めた株式会社タニタ。今回は、タニタが開発した世界初の乗るだけで計測できる体脂肪計の開発秘話とともに、体重計から体脂肪計、そして体組成計へと進化してきたヘルスメーターの歴史を探ります。

 

体脂肪計でブレイクして、世界一の座を獲得

 現代人の健康のバロメーターは、体重だけにはとどまらず、「体脂肪率」や「内臓脂肪レベル」、「筋肉量」など、多岐に渡っています。これらの指標を“見える化”し、ヘルスメーターを進化させてきたのがタニタです。

 タニタがヘルスメーターの製造を開始したのは、1959(昭和34)年のこと。きっかけは、当時の谷田五八士(いわじ)社長が渡米した際、一般家庭でも当たり前のように置いてある体重計を見て、当時銭湯などにしか体重計が置かれていなかった日本も「将来こうなる!」と確信したことでした。

 それまでトースターをはじめとする電熱調理器具やライターなどの製造を手がけていたタニタは、ヨーロッパのメーカーが作った体重計を取り寄せ、一から構造を研究して製造にこぎつけます。

 その後、タニタのヘルスメーターは、さまざまな指標を付加して進化を続け、“タニタといえば健康”という確固としたブランドを築きあげていきます。

 そのきっかけとなったのが、… 続きを読む

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株式会社タニタについて
■ 事業内容家庭用・業務用計量器(体組成計、ヘルスメーター、クッキングスケール、活動量計、歩数計、尿糖計、塩分計、血圧計、睡眠計、デジタルカロリースケール、タイマー、温湿度計)などの製造・販売、健康管理サービス事業、食堂事業
■ 設立年月1944(昭和19)年1月
■ 本社所在地〒174-8630 東京都板橋区前野町1-14-2
■ 従業員数1,200名(グループ)
■ ホームページ

http://www.tanita.co.jp

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