2013.02.20 Wed

「開業率10%で日本を変える!」起業家支援会社の挑戦

株式会社ビジネスバンクグループ 代表取締役 浜口隆則 氏

株式会社ビジネスバンクグループ 代表取締役 浜口隆則

東日本大震災を機に変わった起業意識

 2000年前後のITバブル期の起業家は、「金持ちになりたい」「有名になりたい」といった起業動機が多かった。これと比較すると、同じ起業でもその中身は様変わりしている。日本国内の起業の大きな流れについて、ビジネスバンクグループの代表取締役 浜口隆則は、「東日本大震災後の変化」を一番のポイントとしてあげる。

「震災後、起業モチベーションが大きく変わったように感じます。人生を充実させたい、社会に役立ちたいという想いが全体的に強まっている。とくに20代で起業する方は、こういった気持ちに後押しされて起業する方が目立ちますね」

株式会社ビジネスバンクグループ 代表取締役 浜口隆則 もう一つの顕著な傾向としては、これまでになかった商品を自社で開発する「メイカーズ」系企業が少しずつ増えていることだ。
「開発やマーケティングは日本で行ない、生産は海外企業に発注するという経営スタイルが徐々に増えています。たとえば、Terra Motorsさんがその代表例ですね(「スピードと決断力でアジアの電動バイク市場を席巻」記事参照)。このような起業家は、ひと昔前には、ほとんどいませんでした」

 起業数の推移については、2000年前半のITバブルの収束、その後のリーマンショックなどの影響で起業数が大幅に減少しているイメージもあるが、浜口は「実感ではほぼ横ばいではないか」と見ている。また、「日本は、起業家が生まれにくい環境にある」と一般的にいわれるが、起業の最前線に立ってきた浜口の実感からいえば、「むしろ日本のビジネス環境は起業家にとってプラス」という。

「たしかに国民性という観点からみると、日本には保守的な性格や失敗が容認されにくい雰囲気があるため、起業しにくいといえます。その反面、ビジネス環境でみると起業しやすいといえます。アメリカや韓国に比べると劣りますが、ヨーロッパを上回っているのではないでしょうか。

 ヨーロッパでは、既存の企業が強いため、あらゆる分野で参入障壁が高い。日本は、大半の分野で参入障壁が低い。アイデアと実行力さえあれば、新規ビジネスを軌道にのせやすいのです」

 浜口が数多くの起業家支援をしてきた経験に基づくと、起業をするのに理想的な年齢があるという。それは、社会人経験がありつつも、… 続きを読む

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浜口隆則(ハマグチ タカノリ)
1968年7月7日生まれ。横浜国立大学・教育学部卒業後、ニューヨーク州立大学へ留学。帰国後、会計事務所、経営コンサルティング会社の勤務を経て、1997年、ビジネスバンク創業。起業家が成功するための総合的な支援を行なう。新著『エレファント・シンドローム なぜ99%の大人は自由になれないのか?』(フォレスト出版 刊)をはじめ著書多数。

株式会社ビジネスバンクグループについて
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■ 設立年月1997年2月
■ 本社所在地東京都港区南青山2-26-37 NXB青山7F
■ 資本金7,000万円
■ 従業員数30名(グループ総数)
■ 業種起業家支援サービス
■ ホームページ

http://bbank.jp/

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