用語解説(動画配信編)
CDN
2013.10.25 Fri
動画など容量の大きなコンテンツを、地理的に近い地点に設置されたサーバー(キャッシュサーバー)を利用して、効率よく配信するサービスのこと。容量の大きなコンテンツを、発信元サーバー(オリジンサーバー)から世界各国のキャッシュサーバーに予め配布しておくことで、利用者のアクセスを分散し、発信元サーバーの負荷を軽減させる仕組み。CDNは「Contents Delivery Network(コンテンツ配信ネットワーク)」の略。
<上司>
我が社が配信している動画ファイルの容量が大きいようで、アクセスが集中すると動画がうまく再生されないようなんだ。容量の大きなコンテンツをスムーズに配信できる仕組みはないだろうか。
<部下>
確かにそれは問題ですよね。ほかの会社がどのような手法を用いているのか調査してみます。
一般的なCDNのメリット
・ユーザーはキャッシュサーバーにアクセスするため、オリジンサーバーへの負荷が減り、サーバーダウンの危険性が格段に下がる
・利用者のアクセスを分散できるため、利用者はストレスなくコンテンツを利用できる
・全世界にキャッシュサーバーを配置することで、オリジンサーバーとの物理的な距離に依存しない、迅速かつ安定したコンテンツ配信を提供できる
・CDNは、一般に専門の事業者のサービスを利用することが多く、自前で構築する必要はない
一般的なCDNのデメリット
・自社のサーバーが正常でも、CDNが原因でサービス提供ができなくなることがある
・オリジンサーバーからキャッシュサーバーへの反映がリアルタイムに行われないことがある。その場合、一部のユーザーは古いコンテンツを見ることになってしまう。
上記のようなデメリットが生じないよう、可用性の高いプラットフォームを提供する事業者があります。
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