用語解説

USB

2014.01.24 Fri連載バックナンバー

 Universal Serial Busの略称。

 1996年に正式に公開された比較的新しい高速シリアル規格である。これまで使われてきたUSBの仕様は、1998年に当初規格が若干変更されたUSB1.1と呼ばれるもので、1.5メガbpsと12メガbpsの2種類の転送速度がサポートされている。USBの特徴は、プラグアンドプレイやホットスワップに対応していて使い勝手がよいことであり、マウスやキーボード、プリンタ、スキャナなどUSB1.1に対応した周辺機器が広く普及した。またデジタルカメラやインターネット音楽配信などで利用される携帯音楽プレイヤーなどのデジタル機器類、PHSや携帯電話などとパソコンとの接続もUSBが主流となった。

 ところが、画像や音楽などの大容量データを扱うことが多くなるにつれて、特にストレージ製品では、その転送速度がネックとされることもあった。そこで、2000年に仕様が公開されたUSB2.0では、最高転送速度が480メガbpsと大幅に高速化が図られている。USB2.0は、USB1.1との互換性も考慮されており、最近では対応製品のバリエーションが豊富になっている。

 接続方式の特徴として、USBハブを介したツリー接続に対応しており、論理的には最大で127台まで機器を接続することが出来る。しかし、USBハブには6階層までの台数制限があり、機器間のケーブル長は5mまでといった制限があるため、多数の機器を接続する場合には接続構成に注意が必要となる。

 USBには、シリーズA(あるいはTYPE-A)と呼ばれるコネクターとシリーズB(TYPE-B)と呼ばれるコネクターがある。Aコネクターは、アップストリーム側(上流:データを送り出す側=パソコン側)に、Bコネクターは、ダウンストリーム側(下流:データを受け取る側=周辺機器側)に用いられる。さらに、携帯機器向けに追加された小型のUSBコネクター(ダウンストリーム)でmini-Bと呼ばれるコネクターがある。mini-Bは、規格上は1種類しかないが、製品によって独自形状が採用されている場合がある。

 また、USB接続される周辺機器(USBハブ含む)には、USBケーブルから供給された電源を使用して動作させるものとコンセントから電源を供給するものがある。前者はバスパワー、後者はセルフパワーなどと呼ばれる。バスパワー動作する機器は配線が簡単になるなどの特徴があるが、USBケーブルから供給される電力は小さい(2.5W程度)ため、バスパワー動作のUSBハブに多数の機器を接続したり、バスパワー機器同士を数多く接続すると電力不足で動作しなくなる恐れがある。

 

■ 関連用語
 ・スキャナ
 ・パソコン
 ・ハブ
 ・プラグアンドプレイ

 

このページの先頭へ
Bizコンパス公式Facebook Bizコンパス公式Twitter