2013.03.24 Sun

連載バックナンバー

 オーストラリア・シドニーに在住のマッシュです。シドニーでは、毎年3月第1週目の土曜日に、Mardi Gras(マーディ・グラ)と呼ばれる有名なゲイパレードが行われます。今年も世界各国から集まった人々が色とりどりの衣装を身に纏い、ゲイストリートで有名なオクスフォードストリートで約2時間ものパレードを行いました。この日は、シティ周辺は多くの見物客で賑わい、街全体がお祭り騒ぎとなりました。
 今回は、オーストラリア・シドニーの食文化について、レポートします。

 

シドニーの食事事情

 シドニーで生活している人は一般的に外食が大好きです。週末は多くのカフェやレストランでブランチやコーヒーを楽しむ人で賑わっています。しかしながら、現在のオーストラリアの物価水準は世界的に見ても高く、毎日外食をしているとあっという間にお金を消費してしまいます。したがって、平日はランチボックスを持参する人も多いですし、自炊派の人も非常に多いです。
 週末には家に友人・家族を招待したり、ビーチ周辺の施設を利用してバーベキューをする人達をよく見かけます。オーストラリアの家庭には一般的にバーベキューセットが必ずあり、皆でバーベキューをする文化があります。バーベキューはオーストラリア料理の一つと言える程、どこの家庭でも頻繁に行なわれています。
 また、オーストラリアではビールやワインを中心として、日常的にアルコールを好んで飲む人が多いと言えます。酒屋ではビールは2~3ドル(約200~300円)、ワインボトルは5ドル(約500円)からといった手ごろな値段で入手することができます。ランチビール文化も一般的で、お昼時間にビジネスマンがパブで一杯飲んでいる光景をよく目にしますし、仕事後もパブは多くの人で賑わっています。

 

ローカルフード

ローカルフード 世界的に移民が多いことで有名なオーストラリアでは、食文化は多国籍です。各国出身の人々がその国のお店やレストランで働くことも多く、各国を象徴するエリアが存在するため、本場の味をいつでも楽しむことができます。
 一般的に「オーストラリア料理」と呼ばれるものはあまりありませんが、オーストラリアを象徴する食べ物として下記が挙げられます。

 ・ベジマイト:パンやトーストに塗って食べるペーストです。日本で言うところの「納豆」で、昔からオーストラリアの一般家庭で使用される食材ですが、におい・味が独特であるため、好き嫌いが分かれます。

ローカルフード ・フィッシュアンドチップス:白身魚のフライとポテトフライです。オーストラリアのパブ、レストランでは必ず置いてあるメニューです。

 ・シーフード:オーストラリアでは新鮮で質の高いシーフードが手ごろな値段で味わうことができます。シドニーではフィッシュマーケットが観光名所の一つで、選ぶのに苦労する程、種類豊富で新鮮な食材が毎日店頭に並んでいます。

 ・ステーキ:日本でも「オージービーフ」という言葉が有名ですが、オーストラリアでは肉の消費量が多く、中でも牛肉のステーキは一般的に食べられています。ステーキレストランもありますし、ランチタイムやディナータイムに10ドル(約1000円)でステーキを食べることができるパブも多くあります。
 オーストラリアの珍しい食材として、カンガルー肉が挙げられます。スーパーマーケットでも真空パックに入った状態で販売されています。跳ねて移動をするカンガルーの肉は引き締まっており、歯ごたえのある固めの肉です。

 

レストラン事情

・日本食レストラン
 オーストラリアの中でも都市であるシドニーでは、健康志向の人が多く、健康に気を使ってヘルシーな日本食を食べる人も非常に多いです。アーケイドやフードコードでは、2~4ドル(約200~400円)で寿司ロールを購入することができます。また、シドニーの北部は多くの駐在員も生活の拠点とし、日本人が多く住むエリアであり、ラーメン店や居酒屋、寿司屋といったレストランが多く立ち並んでいます。

・ローカルルール
 オーストラリアにはBYO(Bring Your Own)という文化があります。これは、飲食店で食事をする際、「好きなお酒を買って持ち込んでください」というシステムです。小中規模の飲食店の入り口にBYOと記載されているのをよく目にしますが、このシステムを有効活用すると、レストランでお酒を注文するよりもお手ごろに料理とお酒を楽しむことができるため、一般的に近隣の酒屋でお酒を購入してからレストランで食事をする人が多いです。… 続きを読む

全文(続き)を読む

続きを読むにはログインが必要です。

まだ会員でない方は、会員登録(無料)いただくと、続きが読めます。

連載記事

Bizコンパス編集部 海外リポーター

Bizコンパス編集部 海外リポーター

世界各国で暮らす海外リポーターの最新生活事情をお伝えいたします。