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海外特派員リポート
2013.02.25

シドニーにおける日系企業の進出状況

シドニー ~Sydney~

シドニーにおける日系企業の進出状況 オーストラリア・シドニーに在住の小倉です。クリスマスホリデームードも抜け、街が落ち着いたのも束の間、ここ数日は中国の旧正月に入り、また活気づいています。旧正月を祝ってシドニーのシンボルであるオペラハウスが赤くライトアップされたり、蛇にまつわる飾りがほどこされたりなど、賑やかなムードに包まれています。
 さて、今回はオーストラリアにおける日系企業の進出状況についてレポートします。

 

進出している日系企業の特徴

 オーストラリアにも多くの日系企業が進出しており、その数300社以上と言われています。オーストラリアは日系企業にとって、”材料調達拠点”と”販売拠点”の2つの側面を持っていると感じます。
 ”材料調達拠点”の位置づけで進出している企業では、プラント企業や商社など、主に燃料の調達を目的とした企業が特徴的です。オーストラリアは天然資源の宝庫。広い国土ゆえ、石炭や天然ガスなど、日本が資源として不足しているものを多く抱えています。この材料の調達を目的とした企業進出が、特に近年、目立っています。オーストラリアから日本への輸出品の50%以上が燃料であることも、それを裏付けています。
 ”販売拠点”の位置づけで進出している企業では、自動車会社などがあります。街を歩いていても、日本車の割合が非常に高いことが感じられます。物価が高いこともあり、特に都市部では平均所得は日本を大きく上回るオーストラリアですので、マーケットとしては魅力的。実際、街で見かける自動車も、日本車であればレクサス、それ以外でもベンツなど、高級車の割合が非常に高いです。
 反対にオーストラリアのもう1つの特徴として、“生産拠点”としては… 続きを読む… 続きを読む

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Bizコンパス編集部

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