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海外特派員リポート
2017.01.21

シドニーでの生活のはじめ方

シドニー ~Sydney~

 オーストラリアのシドニーに在住のToshiです。

 最近は朝夕の肌寒さも影を潜め、日中の最高気温が30℃を超える日も増えてきました。少し前まで初夏の訪れを告げるジャカランダがシドニーのそこかしこに咲いており、街を淡い紫に彩っていましたが、夏本番が近づくにつれ少しずつ青々とした葉に変わっています。

 今回は、住宅事情や銀行口座開設などシドニーでの生活のはじめ方についてレポートします。

 

(1) 住宅の選び方(立地、費用、不動産など)

 シドニーで生活をはじめるにあたり、生活の基礎となる住居をどうするか?というのは気になるところだと思います。

 現地での住居探しはざっくりと以下のような流れです。なお、現地の日系不動産仲介会社は物件探しのサポートサービスを提供しています。サポートには物件探しからInspectionの予約や同行、契約締結の補助などが含まれ、スムーズに住居探しを進めることができます。

(1)希望の物件を探す。realestateなどの不動産掲載サイトが便利です。家賃は1週間単位で表示されていることが多く、不明な場合には確認が必要です。

(2)物件のInspection(内見)をする。Inspectionは物件の管理会社に対して予約が必要であり、水曜・土曜等決まった曜日で行うことが多いようです。

(3)物件を気に入ったら、申込書を作成し物件の管理会社に提出。管理会社が内容確認をしてOKの連絡を受けたのち、Deposit(手付金)を支払って初めて物件を押さえることができます。他の希望者が先に申込をしていた場合などは自分が申込書を提出しても契約に進めないことがあります。

(4)契約書のドラフトが管理会社から渡されるので内容を確認の上、賃貸契約を締結します。物件のカギはBond(敷金のようなもの)および契約書に定められた家賃の前払い完了後に受け取ることができます。前払い家賃は2週間分や1月分ということが多いようです。

(5)入居後にCondition Reportを作成し、管理会社と取り交わします。これは、部屋の傷や汚れなどを管理会社と認識合わせする目的で作成します。管理会社側のチェック結果を記載した文書を受け取ったら、その内容を確認し不足があれば追加して提出します。このとき、写真も撮っておくことをお勧めします(撮影日時がわかるとより良い)。退去時の敷金精算で、もともとあった傷や汚れが原因で返金の減額が万が一あった場合などに反論の強力な証拠になります。

 日本人はシドニーの北側のNorth shoreと呼ばれる地域を選ばれることが多いようです。St LeonardsやCrows nestといった地域は、シドニー市内に比べると落ち着いた雰囲気でアジア系の家族連れを多く見かけます。市内へは電車で15分程度と近く、Chatswoodという大きなショッピングセンターが集まる駅にも近いため利便性も高いです。ちなみに私の職場の日本人出向者のうち、7割方がこの地域です。

 

(2) ライフライン

 住居が決まった後は電気・ガス・水道の申し込みを行います。借主がどの水道光熱費を負担するかは契約によりますので、住居の契約時に十分確認します。

 電気・ガスについては同じ会社が供給していますので一つの会社に申し込みをします。Energy AustraliaAGLといった供給会社のHPからオンラインで利用開始の申し込みが可能です。

 

(3) 現地銀行口座の開設

 オーストラリアには「Big 4」と呼ばれる大手銀行4行があり、そのいずれかで預金口座を開設する方が多いようです。私はATM数も多く、預金残高にかかわらず口座維持手数料がかからない点からnabで口座を開設しました。

National Australia Bank (通称 nab)
Australia and New Zealand Bank (通称 ANZ)
Commonwealth Bank
Westpac Bank

 口座の開設には大きく(1)現地支店窓口で開設する方法と… 続きを読む… 続きを読む

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Bizコンパス編集部

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