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海外特派員リポート
2015.07.08

シドニーのお祭り事情

シドニー ~Sydney~

 オーストラリア・シドニーに在住のNORIです。

 シドニー中心地の大きな駅では、朝夕のラッシュ時などに新商品の試供品や割引クーポン等の販売促進グッズを配布していることがあります。私もスナックや健康食品のサンプル、割引チケット等を受け取ったことがあります。

 ただ、日本ではこういった場合にかなりよく目にする「ポケットティッシュ」を配っている人は見たことがありません。日本に住んでいたときは、毎日どこかの駅や道でチラシの入ったポケットティッシュを受け取っていたので、買う必要がないほどでした。シドニーに来てからは、2.8ドルショップ(日本の100円均一ショップ)等で購入しています。

 なぜ、ポケットティッシュが販促グッズとして活用されないのか、個人的にはとても不思議です。日本には色のついたものやしっとりしたタイプ等いろいろなポケットティッシュがありますが、それは日本独特のものなのかもしれません。

 さて今回は、シドニーの「お祭り、お祝い事の事情」について、レポートします。

 

シドニーならではのお祭り:Vivid

 毎年5月下旬にシドニー中心地で開催される、光と音楽のイベントが「Vivid Sydney(ヴィヴィット シドニー)」です。シドニーに住む人は、このイベントと共に本格的な冬の到来を感じるそうです。この時期のシドニーは日が落ちるのが早く、5時を過ぎると徐々に暗くなっていきます。イベントは街が完全に暗くなった6時ごろからスタートし、2週間ほど毎晩開かれます。

 世界中で活躍する芸術家がシドニーの街を舞台にその才能をいかんなく発揮し、さまざまな作品で人々を楽しませてくれます。とりわけオペラハウスやロックスエリア、サーキュラーキー駅周辺の華やかさには目を見張るものがあります。たとえば、この期間中オペラハウスの外観は光のアートを映し出すスクリーンとなります(ライティング・ザ・セイルズ)。

 また、カスタムハウスや現代美術館等には、音楽とともに3D映像のアートが映し出され、足を止めずにはいられません。その他、50点以上のアート作品が野外展示されており、今年は人が触れることで音を発する等、作品に参加できるスタイルのものもありました。

 ただ、メイン会場周辺は国内だけでなく世界中から来る観光客と地元の人でごった返し、3メートル進むのに5分、10分かかるような状態となります。絶好の写真撮影ポイントにも長蛇の列ができますので、その辺りは一定の覚悟を持って行くことをお勧めします。また夜は気温も10度以下になりますので、防寒対策も欠かせません。

 

メルボルンならではのお祭り:メルボルンカップ

 オーストラリアのお祭りを語る上で、「メルボルンカップ」も欠かせません。これは、毎年11月の第一火曜日午後3時に行われる競馬レースのことで、国民的なイベントになっています。レース自体は通常のレース同様10分程度で終わりますが、会場となるメルボルンのフレミントンレースコースは、朝から華やかに着飾った人びとで賑わいます。とりわけ女性のファッションでは大きな羽根飾りのついた帽子をかぶるのがポイントで、通常のパーティーよりもずっとゴージャスな装いをするのが恒例です。

 レース会場以外でも、この日は各地でメルボルンカップにちなんだイベントが開かれます。… 続きを読む… 続きを読む

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Bizコンパス編集部

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