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海外特派員リポート
2016.01.18

シンガポールのビジネススタイル

シンガポール ~Singapore~

 シンガポール在住のスティーブンです。

 新都市だというのに相変わらず暑いシンガポールですが、“あつい”のは気温だけではなく、ビジネスも相変わらず活気があり、“GDP伸び率が鈍化”などというニュースにも懐疑心を抱かせるほどの熱気が現場からは感じられる今日この頃。

 今回はそんな活気あふれるシンガポールを支えるビジネスパーソンのビジネススタイルについてレポートします。

 

 シンガポールの会社の多くは8時~9時に始業となるため、ビジネスパーソンの起床時刻もだいたい6時~7時くらいになります。朝のライフスタイルとしては日本と何ら変わらないのですが、環境的に大きく日本と異なることがあります。それは日の出が遅いこと。朝7時でもまだ薄暗かったりするので、始業時間が早い人は真っ暗の中での出勤となります。

 シンガポールは本来、地理的にはバンコク、ジャカルタ、ホーチミンと同じ日本との時差が2時間の地域に位置しますが、香港や中国の株式市場に時間を合わせるという理由で(他にも理由はあるそうですが)標準時間を日本との時差が1時間の地域に設定しているそうです。金融大国シンガポールならではの国をあげた対応ですが、標準時間まで変えてしまうところに国としての「気合」を感じますね。

 

通勤

 多くのシンガポールの方はバスや電車(MRT)で通勤します。シンガポールは公共交通機関の中でもバスが特に充実しているので、人によってはバスを複数乗り継いで通勤する人もいます。通勤時間は遠い人で1時間くらい。日本の首都圏の平均が1時間半なので、シンガポールに赴任して通勤で苦労することはなさそうですね。

 少数ですが、車で通っている人もいます。シンガポールで自家用車を保有するのは非常にお金がかかります。車そのものも高額なのですが、車とは別に車両所有権(COE)の取得が必要で、それがなんと排気量が1.6リットル以下(小型乗用車等)でも500万円以上するという驚愕の事実があります。これは大渋滞によって観光地としての景観を損ねないように政府が車の数を抑制しているのですが、これまた観光産業を国の成長の一つの柱として捉えているシンガポールの「気合」を感じるところですね。

 

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Bizコンパス編集部

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