シンガポール在住の真央です。
先週末1泊2日のバスの旅でマレーシアのマラッカに行ってきました。食事情のレポートでもちらっと触れましたが、シンガポールの北にある橋を渡ると、そこはもう異国。右の写真では、川を一本挟んで橋の左側がシンガポール、右側がマレーシアです。
マレーシア菓子
シンガポールの市内からバス30分、片道$3.5(約280円)であっという間に海外だなんて、日本ではまったく考えられないことですが、周囲の同僚に聞いてみると、シンガポールでは、週末だから飛行機でちょっと隣国へ、なんてこともまったく珍しくないようで、週明けともなれば、勤務先のデスクにはいろんな国からのお土産が並びます。ベトナムからの飴、インドネシアからの焼き菓子、マレーシアからのパンダン菓子と目にも鮮やか。
私もお土産に、マレーシアで食べたちょっと珍しい味のガムを持って帰りたいなーと思ったのですが、断念。なんと、シンガポールではガムの国内持込は原則として法律で禁止されているんです。
今回はそんなシンガポールのルール・マナーについてレポートします。
意外な法律・罰則事項
突然ですが、シンガポールの公用語は何種類あるかご存じですか?1つの言語しか使用していない日本とは違い、なんと4種類(英語、マレー語、中国語、タミル語)もあるんです。中華系、マレー系、インド系といろんな背景を持つ人が東京23区サイズの国でぎゅぎゅっと暮らすので、当然、空気を読んで行動するなんてことは到底不可能。
え、そこまで決めないとダメ?ってことも決めておかないと、だって決めてないでしょ、書いてないでしょ、と、トラブルが発生。そのため、罰金都市なんて言われてしまうくらい、細かく法律が定められていて、有口無行とならないように、きびしーく取り締まっているんです。
それがどれくらい細かいかというと、… 続きを読む
Bizコンパス編集部
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