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海外特派員リポート
2014.01.01

ニューヨークの医療事情

ニューヨーク ~New York~

 ニューヨーク在住のリトルアップルです。ホリデーシーズンはクリスマスで幕を閉じ、お正月は平常モードのニューヨーク。タイムズスクエアでは有名な新年のカウントダウンが行われますが、1月2日から普通に出社するのは日本人としてはちょっと寂しい気分になります。
 さて今回は、ニューヨークの医療事情についてレポートします。

 

ニューヨークは医療費も高い

 アメリカの医療費はとても高額ですが、中でも物価の高いニューヨークは医療費もその例に漏れず、在ニューヨーク日本領事館のWebサイトによると、マンハッタンの医療費は他の地域の2~3倍の水準と言われており、一般の初診料は150~300ドル、1日入院すると室料だけで2,000~3,000ドルにのぼるそうです。私自身も、渡米前には「歯科は特に高いので、虫歯があるなら治していったほうがよい」とアドバイスを受けました。

 そのため保険への加入は欠かせません。アメリカには日本の国民健康保険のようなものはなく、各自で民間の保険を選んで加入するのが一般的です。大企業の場合は社員向けの保険プログラムを用意しているところもあります。

 しかし、特に低所得者層には金銭的理由から保険に加入していない人が多く社会問題となっており、そこで公的保険への加入を義務付けるべくオバマ大統領が推進しているのが「オバマケア」と呼ばれる医療保険制度改革です。予算案審議の紛糾が政府機関の閉鎖につながったり、既存の保険の解約を迫られる事例が続出して大統領が謝罪したり、何かと話題の多いオバマケアですが、それだけ国民に影響の大きい問題だといえます。

 では、風邪を引いたら、骨折したら、自己負担額はどれくらいになるのか、というのは難しい質問です。… 続きを読む… 続きを読む

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Bizコンパス編集部

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