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海外特派員リポート
2017.07.28

マカティのこの一年の苦労話

マカティ ~Makati~

 フィリピン・マカティ在住のジョセフ(Joseph)です。マカティ滞在がまもなく1年を迎えようとしています。フィリピンは夏が終わる6月頃から雨季となります。ただ日本のように1日中雨が降り続くことは少なく、雲行きが怪しくなるとスコールが来るといった感じです。傘は必須ですが、スコールが過ぎ去るまで雨宿りしている人も多いです。

 さて、今回は私がマカティで生活した中での苦労話について体験談をレポートします。

 

だいたい通じる英語が複雑な話では絵が活躍

 フィリピン人とのビジネスはほぼ英語でのコミュニケーションとなります。フィリピン人たちは小学校から英語教育を受けているため、英語人口が世界3位といわれるほど英語がよく話せます。したがって街中の普段の生活は英語で問題ありません。シンガポールの英語はよくシングリッシュと言われますが、フィリピンはアメリカ統治の影響もありなまりは比較的少ないです。

 ただ、フィリピン人同士の普段の会話は公用語であるフィリピノ語(タガログ語)となりますし、議論が白熱したり複雑な会話になるとタガログ語が使われるため、途中から話に付いていけないことも度々ありました。また、工事業者や保守業者と電話で話をする際は、細かな話を英語で意思疎通するのが難しく、同僚にノートに絵を描き説明しながら、タガログ語での調整を求めることもありました。間違いがあっては反対にお客様に迷惑を掛けてしまうことになるため、周りの人たちに助けを求めるのが得策だと思います。

 

渋滞に巻き込まれて遅刻しても平気?

 フィリピンは鉄道が普及していないこともあり、移動は車となります。オフィス街のマカティは交通量が多く、朝晩の通勤時は特に渋滞がひどいです。お客様と打ち合わせの際は、渋滞を見越して予定を立てることが必要です。予想よりも早く着くこともありますので、お客様のビル近くのコーヒショップを確認しておくことをおすすめします。

 フィリピンには多くの製造業の日系企業が進出していますが、工場は大体マカティから車で1~2時間ほど行った工業団地にあります。ローカルのスタッフとお客様を訪問する際は、スタッフの移動手段を考える必要がありました。営業担当は会社の燃料負担で個人の車を利用する場合が多いですが、車がないエンジニア担当者と仕事をする場合は、レンタカーを手配する場合もありました。遠方の案件提案の際には、現地作業の回数やスタッフの移動手段も含めて見積もりを考慮する必要があると痛感しました。

 交通の問題は、社内の打ち合わせにも影響がありました。打ち合わせ遅刻の理由に… 続きを読む… 続きを読む

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Bizコンパス編集部

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