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海外特派員リポート
2016.03.02

サイバージャヤのルール・作法

サイバージャヤ ~Cyberjaya~

 こんにちは、マレーシア・サイバージャヤ在住のBuzzです。

 日本ではようやく寒い冬が終わり、春の兆しが見えてきた頃でしょうか。マレーシアは一年中暑い気候が続く常夏の国ですが、特に昨年の終わりから今年の初めにかけてはエルニーニョ現象の影響で降水量が減少し平年以上の暑さに見舞われていました。

 さて今回はクアラルンプールなどマレーシアに滞在する際に気をつけたい、ルール・作法をご紹介します。

 

現地でのコミュニケーション

 まずは、現地の方々とコミュニケーションをする際に気をつけたいマナーについてご紹介します。初対面の人に会う場合、日本以外の国では握手を交わすことが珍しくありません。マレーシアでも握手をする習慣がありますが、他の国とは少し違ったマナーがあります。まず、マレーシアで多数を占めるイスラム教では左手が不浄の手とされていることから、握手は必ず右手で行わねばなりません。そして、右手で握手を交わした後、その手を自分の左胸に軽く触れさせるとより丁寧になります。また、“男性から女性に握手を求めることは失礼なこと”とされています。相手の女性が自ら握手を求めてきたときは応じるのがマナーですが、そうでない限り男性から握手を求めることは避けましょう。

 また、「あちら」や「あれ」などと方角や物を指し示す際にもマナーがあります。日本人同士で会話する際には、人差し指を使って対象を指し示すことも多いかと思いますが、マレーシアでは何かを指し示す際に人差し指を使うのはタブーとされています。現地で何かを指し示したい場合は、握り拳を作った状態から親指を伸ばし、その親指を使って指し示すようにしましょう。

 日本人にはあまり知られていないのが、言語についてです。マレーシアは多民族国家なので、マレーシア人の中にもマレー系、中華系、インド系などさまざまな文化的背景を持った人がいます。マレーシアの公用語は「マレー語」と定められているので、現地の人は民族に関わらず基本的にマレー語で話しています。しかし、中華系マレーシア人同士は「マンダリンなどの中国語」で会話していたり、インド系マレーシア人同士は「タミル語」で会話をしていたりと、同じ民族同士で会話する場合はその民族独自の言語を使用することも多くあります。また、イギリス統治時代の影響から、「英語」も共通語として日常的に使用されているので、日本人にとっては英語さえ勉強しておけば、誰とでもスムーズにコミュニケーションをとることができる便利な環境であると言えます。とはいえ、こちらからマレー語で挨拶をすると喜ばれるので、現地の人々と仲良くなるためには、挨拶程度は覚えておくと良いかもしれません。

 

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Bizコンパス編集部

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