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海外特派員リポート
2013.03.24

香港における食文化

香港 ~HongKong~

 香港に在住のヘムサップです。
 中国でのお正月にあたる旧正月が過ぎ、街中を赤と金に染めていたきらびやかな飾りもいつの間にか片づけられ、ここ香港は3月に入りようやく通常運転の落ち着きを取り戻し始めました (と言いましても、ここでの通常は日本と比較してかなりアグレッシブなのですが) 。
 そこで今回は、香港人のエネルギーの源である食文化について、レポートします。

 ここ香港では、一人暮らしをしている方はとても少なく、平日はほとんどの方が夕食を家族と一緒に食べます。そして週末になると、親戚や友達と共に外食に出かけ、会話を楽しんでいるようです。

香港の食文化 ここでの外食と言えば、日本人にとってもなじみが深い飲茶(ヤムチャ)です。
 味に関しましては、やはり本場の中華!かなりおいしいのですが、驚くのはその量です。皆で囲んだ円卓の上に、焼売、炒飯…と身近なものから始まり、北京ダック、クラゲ、亀ゼリーと日本ではお目にかかれない食材まで本当に様々なものが並ぶのですが、私はこれまで現地の方との飲茶で全て完食した場面をまだ一度も見たことがありません。
 
 また、テーブルマナーにも独特な点があります。まず、席に着くと中国茶と一緒にコップ一杯のお湯が目の前に置かれます。これは飲み水ではなく、自分の小皿やスプーンを洗うためのお湯です。日本人には少しおかしな絵に見えますが、現地の方に伺うと、数年前に流行したSAASの時期から始まったようで、もしかしたら少し悲しい習慣なのかもしれません。
 隣の方に中国茶を注ぐと、人差し指、中指、薬指の3本でテーブルをトントントンと叩きます。「もっと下さい」という合図に見えますが、実はこれは「ありがとう」という意味だそうです。… 続きを読む… 続きを読む

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Bizコンパス編集部

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