2017.03.28 Tue

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 こんにちは、香港在住のはちです。こちら香港では寒さのピークを過ぎたと思えば、暑いとさえ感じる日も少しずつ増えてきました。今年の冬は例年に比べ暖かったようで、日本から持ってきた冬用のコートは一度出動したきりクローゼットでカバーを被ったまま冬を越えました。日本であれば、少しずつ春の気配が…と嬉しくなる季節ですが、ここはなんと言っても亜熱帯。これからは温度も湿度もぐんぐん上がり一年で最も不快な季節に突入です!そんな香港から今回は一年で一番盛り上がると言われる旧正月の様子についてレポートします。

 2017年の旧正月は1月28日。元日から3日間がお休みとなることが多いのですが、今年は元日が土曜日だったため振替えとなり、初四と言われる1月31日までがお正月休みとなりました。この期間、香港の食を支える茶餐廳(チャーチャーテン:香港式ファミレス)などの個人商店も基本的にお休みとなります。

 ただし近年では旧正月期間中の旅行者が増えていることもあり、ショッピングモールやチェーン店はいつも通り営業しているので食べ物に困ることはありません。香港の人々も基本的には親戚で集まってご飯を食べるなど家族と休暇を過ごす方が多いのですが、近年では旧正月の休暇を使って旅行をする人も増えているようです!

 円安の影響もありますが、東京、大阪、沖縄など、日本は行きたい旅行先ランキングでは常に上位に名を連ねる王道。一年で4、5回日本に旅行するリピータもざらにいます。ただし、この期間は航空券の価格も気分と共に高騰し、なんと5泊で100万円以上する豪華日本ツアーもあったとか…

 つい最近までクリスマスの飾りが出ていた街も、旧正月の1週間前ごろになると様相が一変します。縁起がいいとされる桃の木や今年の干支である酉モチーフのが飾られ、赤の生地に新年の幸福を願う文字が記された正月飾りが至るところに飾られています。また、もう一つ忘れてはいけないのは蜜柑。広東語では“柑”と“金”は同じ発音のため、蜜柑はこの上ない縁起物。驚くほどたくさんの実をつけた蜜柑や金柑の鉢植えが街に並びます。

 ちなみに旧正月の最もポピュラーな挨拶は“恭喜發財(クンヘイファッチョイ)”といいます。これは「お金が沢山入ってきますように」という意味。

 また、旧正月には… 続きを読む

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Bizコンパス編集部 海外リポーター

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