2015.02.16 Mon

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 ネイホウ(こんにちは)!香港に在住のアイアイです。

 意外に寒い冬真っ最中の香港です。この季節、香港の平均気温は最高18℃・最低12℃ほどですが、今年は暦上で寒さが最も厳しくなる時期の前半と言われる「小寒」(2015年は1月5日)は、ここ15年で最も暖かい「小寒」だったそうです。暖かいから暖房に使う電気代が浮いて良い!とお考えかもしれませんが、ほとんどの家に暖房が備わっていない香港ではヒーターがないと冬は家の中がとても寒いです。え?香港の電気代はいくらかって?

 今回は香港のインフラ事情についてレポートします。

 

エネルギー

<電力>
 香港は香港島・九龍・新界という3地区に分かれており、香港電燈有限公司と中電控股有限公司という2つの電力会社が香港の電力を発電・給電しています。香港電燈有限公司は香港島、中電控股有限公司は九龍及び新界地区に給電していますが、どちらの電力会社の供給する電力も日本と比較すると安価です。

 契約プランによって計算方法が異なるため単純比較はできませんが、たとえば日本の1ヶ月の1世帯当たりの平均電力使用量300kWの場合、おおよその電気料金は東京(東京電力)で7,800円、香港島で4,800円、九龍・新界地区で4500円となります(基本料金含まない・1HKD=15.6JPYで計算・各電力会社のホームページ参考)。

<ガス>
 ガスはTowngas社が唯一の生産・販売事業者ですが、料金は東京とほぼ変わりません。しかし、香港では一般的にキッチン周りやお風呂にガスを使用するので、日本より一世帯当たりの利用量は多いと思います。

 中華料理の火をボーボー噴かせながら調理するイメージの通り、こちらの友人宅で食事をご馳走になった際、実際にキッチンで火を上げながら料理をしている姿をみて驚きました。また日本に比べ電子レンジが置いてない家庭が多いので、キッチンで使用するガスは多いのではないでしょうか。

<電気コンセント>
 香港の電圧は220Vですので、日本仕様の電化製品を使用するには変圧器が必要です。ちなみに日本は100Vで世界一電圧が低い国らしいのですが、私は日本から持ち込んだドライヤーをアダプターのみで使用しようとしたところ、火が噴き出ました。危うく髪の毛が燃えるところだったので、決してマネをしないでください。

 

インターネット

 Akamai社の2014年の調査によると、香港は韓国と日本に次いで世界で3番目にインターネット速度が速い国です。中国本土に比べ規制が緩く、Facebookも自由に使えます。去年大規模な反政府デモが行われた際には多くのデモ支持者がFacebookのプロフィールを黄色いリボンの画像に設定したり記事をシェアしたりして、世界中に支持を呼び掛けていました。

 街中では至る所に無料WiFiが飛んでいて、一部のフェリーやバス内でも利用できます。2008年より政府の施策で香港を“ワイヤレスな街”にするため、2000余りのホットスポットが設けられており、観光客にも非常に便利になってきています。

 スマートフォンが普及していて、暮らしに便利なアプリがたくさんあります。たとえば、私は毎朝、政府機関「香港天文台」の公式アプリで天気予報、地震予測、放射能測定などの情報を確認しています。

 「OpenRice」という日本でいう食べログのようなアプリも人気です。… 続きを読む

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Bizコンパス編集部 海外リポーター

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