2016.12.17 Sat

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 Xin Chao!! ベトナム・ホーチミン市に在住のSaigon三郎です。長かった雨季が終わりに近づき、激しい豪雨や洪水に見舞われながらも負けじと過ごしております。そんなモンスーン気候に育まれた東洋のパリ・ホーチミンから今回は“住宅事情”についてレポートします。

 

住宅の選び方

 言うまでも無く生活の拠点・拠り所になるため、住宅の選び方は大変重要です。先輩に紹介していただいた日系の不動産業者に部屋をいくつか紹介していただきました。選ぶポイントにしたのはこの3つです。

(1)セキュリティはしっかりしているか

 日本は世界一安全な国の一つで、同じような感覚でいると海外に出た瞬間に格好のカモにされてしまいます。日本にいるとき以上に防犯には敏感になっておかなければいけません。私が選んだ家は建物の前に24時間警備員が2人待機しており、深夜には門が閉まります。1階にはホテルのように受付があり、居住者以外はIDを提示しなければ入れないようになっています。このため、安心して生活していけます。

(2)虫の進入や浸水に強いか

 日本でも同じですが、やはり部屋は1階ではなく上層階が望ましいです。運よく私は4階の部屋に住むことができました。(偶然にも一つ下の階に部屋を紹介下さった不動産屋の日本人社長が住んでいるため、部屋のトラブル時も即対応いただけます)

 常夏の国なので一足外に出ると、いたるところで虫が出ます。家に帰っても虫が出るのでは、落ち着いて生活していられません。また、ホーチミンは雨季の時期、浸水や雨漏りも発生するため、上層階でかつ、浸水しないしっかりとした造りの建物がベストです。ベトナムの建築は日本と比べるといい加減なものが多い為、浸水しないかどうか見極めが難しいです。ホーチミンで有名な建物のサイゴンタワーやビンコムセンターも雨漏りすると聞きます。他の会社に勤めている友人は3階に住んでいますが大雨の際、雨漏りがひどく、なんと部屋一面水浸しになってしまいました。

(3)まわりに現地のお店がたくさんあるか

 せっかく海外に住むなら、現地の生活を楽しむためにこのポイントは大切です。私の家の通りは完全に現地のお店しかありません。レストラン、カフェ、薬局、床屋、コンビニ。最初の1、2ヶ月は色々なお店を渡り歩き、お気に入りのレストラン、カフェを見つけました。ベトナム人は人懐っこい人が多く、観光地以外で外国人がお店に来るのは珍しいのか、2回も行くとすぐに顔を覚えてくれて常連になれます。行きつけのカフェでは何も飲まなくても挨拶をしたり、夜に顔を出すと夕飯やお酒を一緒に楽しんだりもしています。

 

インフラまわりの注意点

 ベトナムは電力インフラが整っていないため、電力がとても不安定です。日本ではなかなか見かけませんが、どの会社でもパソコン1台ごとに1台UPS(無停電電源装置)を設置し、急な電圧変化による破損を防いでいます。特に大雨の時に停電になることが多く、ベトナム滞在4ヶ月で小さいものを含め、月に10回近く停電を経験しており、一度停電で真っ暗の中スマートフォンのライトを使って飲み会をしたこともあります。

 また、排水設備が不十分のため、大雨になると決まって街中が浸水してしまいます。大雨になると普段でも大きな渋滞がさらに酷くなり、水かさが高いときはバイクが壊れることもしばしばあります。タクシーで家に帰ったとしても、家の周りが浸水していることもあるので結局靴を脱いで歩く羽目にもなります。ただし、電力インフラが不安定で電線が水に浸かっていることで感電の危険性や怪我をしていると水で運ばれてきた病原菌に感染する恐れがあるので、可能であれば水には浸からないのが懸命です。

 

移動手段

 ホーチミンでの移動手段は大きく分けてタクシー、バス、バイクタクシー(セオム)の3種類あります。バス、バイクタクシーは安価ですがスリやトラブルが多いため、外国人にはあまりお勧めできません。

 タクシーは大手2社「MAILINH」や「VINASUN」はトラブルが少なく、安心して利用できます。

 初乗りは1.1万ドン(50円)程度、自宅から会社までは10分で5万ドン程で利用しています。

 「Uber」や「Grabタクシー」といったスマホアプリでタクシーや一般の自動車のタクシーを呼び出すサービスも普及しており、一般自動車だと… 続きを読む

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Bizコンパス編集部 海外リポーター

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