2014.06.03 Tue

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Xin Chao (シンチャオ)!!ベトナム在住丸一年が経過したSaigon太郎です。

 ベトナム在住暦が私より長い先輩から良く聞くのが、ここ2~3年でホーチミンの環境、特にレストランやショッピングに関しては非常に便利になったということです。前回も紹介しましたが、イオンやファミリーマート等多くの日系流通企業が進出し、日本と変わらないサービスや品物を提供していたり、スターバックスやマクドナルドなど、先進国では当たり前となっているグローバルなカフェやファストフードの進出も盛んになっております。

 こうしたベトナム国内の内需マーケットを狙った日系・欧米系の流通サービス業の盛んな進出の背景には、ホーチミンを始めとする大都市における中間所得層の急速な拡大があります。豊かになりつつあるベトナム人、外資進出等を始めとする流通マーケットの急速な変化、これによりベトナム人の購買行動も大きく変わりつつあるようです。また、インターネットやスマートフォンの急速な普及も、さらにその変化を複雑に加速させる要素となっているようです。

 今回は、路上で展開される屋台やローカルマーケットからWebショッピングまで、今時のベトナムにおける”ショッピング事情の今!!”に関して、レポートさせていただきたいと思います。

 

EC・Webショッピングの今

 ベトナムにおいても、他国と同様、ECが徐々にポピュラーになりつつあるようです。人口が約9千万人でその60%が30歳以下という非常に年齢の若い人口構成、3,300万人に及ぶインターネットユーザー(東南アジア2位・36%の普及率)、1億2千万のモバイル契約件数等の環境が、ECを普及させるベースとなっているようです。

 先日、米クレジットカード大手のマスターカードが、2013年11月~12月の世界25カ国におけるオンラインショッピングに関する調査結果において、ベトナムではオンラインショッピングが急速に発展してきており、利用経験者が68.4%の高水準に達するとの報告がありました。しかしECマーケットが加速する一方、品物の配送などの物流網が整っていない、クレジットカードの普及率が低い、偽物が多く出回り商品の信頼性が低いなどのネガティブな要素が、市場の課題として存在しているようです。

 そのECを含むWebショッピング事情はどうなのかということで、知り合いのベトナム人 (男女)に色々と聞いてみました。ホーチミン市の若者たちの間では、Facebookを介した個人取引を中心として、大分ポピュラーなショッピングスタイルの一つになってきているようです。ページには若者向けの洋服の写真、値段、問い合わせ先などが掲載されています。ベトナム語なので内容はよくわかりませんが……。

 また、商品の品質のリスクを避けたい若者達のニーズを捉え、同様にFacebookを利用しながら海外のサイトを上手く利用し、その隙間で商売をしている個人・業者の存在もあるようです。具体的に言えば、… 続きを読む

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Bizコンパス編集部 海外リポーター

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