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海外特派員リポート
2017.07.01

デュッセルドルフのこの一年の思い出

デュッセルドルフ ~Dusseldorf~

 ドイツ連邦共和国・デュッセルドルフ在住のサオリです。まもなく日本に帰国することになりました。今回は私がドイツでおよそ1年過ごした中での苦労話をお伝え致します。

 

言葉の問題

 英語が比較的よく通じると言われるドイツでも、英語が話せない方もいるという印象を受けました。たとえば、百貨店ではおばさんの店員さんには終始ドイツ語で接客されました。また文書類は基本的にドイツ語です。電子データであれば翻訳サイトでドイツ語から英語に翻訳し意味を理解できますが、入居しているアパートに手書きで告知が貼られた時はお手上げでした。その際は写真を撮影し、ドイツ人の同僚に内容を教えてもらいました。

 商品のラベルも基本的にドイツ語なので、着任して間もない頃は辞書を引きながら買い物をしていました。食器用洗剤だと思って愛用していたら、実は手洗い洗剤だったことに後から気づいたこともありました。

 

食事の問題

 ドイツ料理といえば豚肉がメインです。ソーセージや塩漬けの豚すね肉を煮込んだアイスバイン、豚すね肉をローストしたシュバインハクセなどはたまに食べると美味しいのですが、連日だと胃もたれを起こします。一皿の量も多いのでとても完食できません。

 着任して間もない頃は食事を残すのが忍びなく、極力食べるよう努力していましたが、かえって健康を害しそうで、最終的に完食することを諦めました。デュッセルドルフは日本食レストランが多いので、昼食はたいてい日本食レストランであっさりしたものを食べていました。

 

気候の問題

 関東で生まれ育った私にとって、ドイツの秋冬はとても辛かったです。出社時間は夜のように暗く、16時頃には日が沈んでしまいます。昼間も曇天が続き、気温は氷点下まで達しました。こちらに来て「冬季うつ病」という言葉を知りました。日照時間の減少、曇天、気温の低下などが関係していると考えられており、対策として専用のライトが売られていたり、日焼けサロンが盛況だったりします。私の場合は、クリスマスマルクトやカーニバルといったイベントや旅行に出かけて気分転換をしていました。

 

水場の問題

 ドイツの水は硬水です。そのためキッチンやシャワールームにすぐに… 続きを読む… 続きを読む

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Bizコンパス編集部

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