2017.07.02 Sun

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 アメリカ コロラド州 デンバー在住のtayamaです。

 デンバーではすっかり夏の陽気です。昨年の夏にデンバーに来てから、もうすぐ一年が経とうとしています。日本への帰国も近づいてまいりました。

 今回は、この一年の苦労話について、レポートします。

 

日本とアメリカの文化の違い

 今では日本に帰る日も近づき、寂しい気持ちもありますが、アメリカでは色々な経験をさせていただいたと思っています。一年間を振り返ると、楽しいことが沢山あると同時に文化の違いや、英語での言葉の壁など苦労も多かったと感じています。「郷に入れば郷に従え」の精神で、なるべくアメリカの文化に溶け込もうとしましたが、日本人との考え方の違いに最初は戸惑うこともありました。

 たとえば、仕事の進め方について言うと、日本ではどちらかというとボトムアップで仕事が進むイメージで、事前に担当内で打ち合わせ等を行い、情報共有を図った上で、上司の判断を仰ぐといったやり方が多かった印象があります。しかし、こちらはどちらかというと、担当内での情報共有にはあまり重きをおかず、上司が各担当者に仕事を割り振り、各担当者が割り振られた仕事の進捗等について、直接上司とやりとりする仕事の進め方が多いという印象です。

 また日本では、「この人に聞けば何でもわかる」といったキーマンのような人がいましたが、こちらでは自分達の役割がより明確であるため、逆に自分の仕事以外の範囲についてはあまり認識がないといったことがしばしば起こりました。複数人から聞いた情報をもとに、自分のなかで頭の中を整理し、仕事の全体像を把握するプロセスがこちらではなかなか大変でした。

 働き方の多様性については、アメリカの方が進んでいると感じました。日本では多くの人が同じ時間、決まった時間に出社しますが、こちらは人それぞれで、朝かなり早くに出社して午後の比較的早い時間に家に帰ることも許容されます。夜遅くまで仕事で残る人はあまりいません。ホームオフィスといって、家からネットワークにアクセスして仕事をする人もかなりの人数います。人の入れ替わりについては、かなり激しく、日本のように同じ会社で長年働いている人は珍しいです。

 このように仕事の進め方や、働き方などについて日本とかなりのギャップを感じましたが、それ以外の日常生活においても、様々な驚きがありました。ここには書ききれないほど多くのカルチャーショックがありましたが、数ヶ月を経て、アメリカの環境にだいぶ溶け込むことができたかなと個人的には思っています。

 

どうしてもなじめなかった文化

 日本人として、どうしてもアメリカのスタイルに合わせられなかったこともあります。それは、… 続きを読む

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Bizコンパス編集部 海外リポーター

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