デンバー ~Denver~

デンバーのお酒文化

2017.06.03 Sat連載バックナンバー

 アメリカ コロラド州 デンバー在住のtayamaです。

 最近は汗ばむ日も少しずつ増えてきました。しかし遠くに見えるロッキー山脈はまだ白く、雪が残っている景色が見えます。山の雪も消え去る、本格的な夏もすぐ目の前に迫っています。

 今回は、コロラド州でのお酒事情について、レポートします。 

 

日本との飲酒文化の違い

 コロラド州といいますかアメリカ全体において、お酒を飲むバーなどの場所は至るところにあります。

 ただし、日本酒、焼酎などは日本食レストランに行かない限りあまり見かけません。基本はビール、ワイン、カクテルなどが中心で、日本のように「まずはビール」という文化もなく、各自が飲みたいものを頼みます。

 ちなみにコロラド州ではお酒は21歳からです。また、生ビールなどは存在しません。日本でよく見かける瓶ビールより小型(330mlが中心だそうです)のもので、グラスに入れず瓶でそのまま飲みます。「乾杯」にあたる言葉は、”Cheers!”だと思いますが、正直飲み会の場でその言葉を聞いたことはあまりありません。そもそも時間通りにみんなが集まることもないので、各自席についたら勝手に注文して各自飲み始めるようなイメージです。人にお酒をつぐといったマナーも特にありません。日本と比べると、お酒の席でのマナーは無いに等しいといえるかも知れません。

 さらに、日本でよく見かけるような酔っ払いもあまり見かけません。レストランやバーにもみんな車で来て、車で帰るためあまり見かけないのかもしれません。

 もちろん、アメリカでも飲酒運転は厳禁です。自分は車を運転してきた時は、お酒は飲みません。他の人たちも運転者はきっと飲んでいないはずです。私自身は普段一人ではまったくお酒を飲みませんし、職場の人と一緒のときだけ多少嗜む程度です。

 日本では基本的に飲み会は、居酒屋などが多いと思いますが、アメリカではしばしば職場の人のホームパーティに招かれて、そこでお酒を飲むこともあります。ちなみにアメリカのホームパーティのスタイルは、各自招待された人たちが料理、お菓子、花、お酒などを持ち寄る形式ですが、私もビールを6本入りのケースで持っていくことが多いです。ホームパーティでお酒を飲む時も、わざわざおうちの人に「これ飲んでいいですか?」とは聞きません。”Make yourself at home” (自分の家にいる時のようにくつろいでください)の文化なので、勝手に飲みたければケースから取り出します。

 

お酒の購入時

 スーパーや専門店などどこででもお酒は買うことができます。バドワイザーとコロラドの地ビールが置いてあることが多いです。専門店や近くにある韓国系スーパーなどに行くと、日本のビールも他のビールと同様、330ml瓶の6本入りケースで置いてあります。

 また、レジにビールを持っていくと、必ずIDの提示を求められます。ここでいうIDとは、年齢確認ができる証明書のことで、具体的には運転免許証などのことです。IDを求められるということは、自分は未成年と見られている可能性もあるのかと最初は思いましたが、どうやらお店の人のマニュアル作業として、どの人にもIDの提示は求めているようです。ホームパーティに招待され、お酒を持っていくときは、少し奇をてらいたい気持ちもあり、日本のビールを買って持っていくこともあります。みんな珍しがります。アメリカのビールよりも味が濃いらしいです。私もそう思います。

 

コロラド州にまつわるお酒の話

 実はコロラド州は、ビールの年間生産量で全米第一位を誇ります。

 その理由は、… 続きを読む

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