2017.03.11 Sat

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 こんにちは。マレーシア、サイバージャヤ在住のAniです。

 マレーシアでは雨季も終盤に近づき、暑い日々が続いております。マレー系・チャイニーズ系・インド系など各民族ごとに行事があるため、休日が多いと言われるマレーシアですが、3月、4月は1日も祝日がなく、各々仕事や日常生活に集中する期間となっております。

 本日はマレーシアの通信事情、とりわけモバイルの利用状況についてご紹介いたします。

 

インターネットの利用状況

出典:世界経済のネタ帳

 マレーシアではインターネットの普及率はおおよそ70%にのぼります。日本の普及率が90%を上回っていることを考慮すると、まだまだ伸びる余地がありますが、東南アジアの中ではシンガポールに続く2位の普及率となっており、ITインフラは比較的よく整備されていると言えます。

 地域別に見ると、首都のクアラルンプールや、行政新都心・連邦直轄領であるプトラジャヤは非常に高い普及率を誇る一方で、マレー半島東海岸やボルネオ島の普及率は低くなっております。

出所:ITU World Telecommunication/ICT Indicators database June 2015

 回線種別に見ると、光ファイバーの普及率はまだまだ低く、DSLが半数以上を占めています。通信キャリアではTelecom Malaysiaが四分の三のシェアを占め、ほとんど独占状態になっています。そのため、品質や帯域は日本と比べて劣るにも関わらず、利用料金は日本の倍以上に設定されております。回線費用が高いことが、マレーシアに進出する企業の悩みの種の一つでもあります。

 各ご家庭にインターネットを引き込む際は、無線Wi-Fiのアクセスポイントも通信キャリアが一緒に提供してくれます。回線引き込み工事は平日日中帯を指定される場合が多いですが、せっかく有休を取って待機したにも関わらず、工事の当日、待てど暮らせど業者が来ない!という話を至るところで耳にします。マレーシアだから仕方ないという寛容な心を持ちつつ、予め時間とスケジュールに余裕を持って調整されることをお勧めいたします。

 

モバイルの利用状況

 固定回線にはさらなる整備の余地がある一方で、モバイルの普及には目覚しいものがあります。携帯電話の普及率は脅威の150%弱に達し、1人1台以上のモバイル端末を持つことが当たり前になっております。日本とは異なり、全ての端末が… 続きを読む

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Bizコンパス編集部 海外リポーター

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