2015.06.03 Wed

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 皆さん、サワディーカー。バンコク在住のまりりんです。日本では梅雨も終わりに近づき、セミの声も聞こえ始める本格的な夏を迎えつつあるかと思います。ここバンコクでは一足先に夏を迎え、連日30度を越える日々でまさに夏真っ盛りです。今回はそんな灼熱の国タイより、現地のお酒事情についてレポートします。

 

飲む場所

 バンコクには、タイ料理だけでなく中華、イタリアン、フレンチなどさまざまなジャンルのお店が多く軒を連ねています。日本食については、タイの方の好む味付けとは異なり比較的味が薄い為、10年ほど前までは顧客層も日本人駐在員を中心とし、その店舗数も限られていました。

 しかし、健康志向の高まりや若者の味覚の変化(唐辛子離れ)と共に、メディアによる日本ブームに後押しされる形で、今では街中のいたるところで日本食レストランをみかけることができます。ここバンコクは、そんな国際色豊かな食に合わせる形で、ビール、ワイン、日本酒、ウィスキーと多種多様なお酒を楽しむにはもってこいの街です。

 

お酒の購入の仕方

 お酒は街中のスーパーやコンビニエンスストアで購入することが可能です。値段は350ミリリットル缶6本入りパックで150バーツ(約540円)程度です。お酒は購入できる時間帯が決まっており、通常11時から14時まで、及び17時から24時までのため注意が必要です。普段は時間に対しておおらかな考え方を持つタイの人たちも、法令で定められていることもあり、この時ばかりはきっちりと販売できる時間帯を守ります。

 また、タイの国教は仏教であるため、仏教に関係する日は、タイ国内全土で酒類の販売が禁止され、禁酒日となっています。スーパーやコンビニエンスストアなどでのお酒の販売だけでなく、レストランやホテルでも、原則お酒の提供は禁止されています。その他、選挙が行われる場合は、当日、及びその前日の16時頃から酒類販売が禁止となっています。

 

タイの習慣

 タイでは日本と異なり、仕事終わりに会社の仲間と飲みに行くというよりは、自宅に帰った後、飲む方が多いような印象を受けます。これは勤務先への交通手段が自家用車の方も多いと言うことも影響しているのかもしれません。タイでは自宅で調理をする習慣がない為、帰宅時に屋台で夕食を購入し、自宅でお酒を飲みながら食べるのが、一般的なタイ人のスタイルのようです。但し、タイ人の多くはお祭りなどのイベントを好むため、泊りがけの社員旅行や新年会などの際には楽しんでお酒を飲んでいる姿を目にします。

 

タイ人の好み

 若年層のタイの方たちは主にシンハーやチャーンといったタイの地元企業が販売するビールを好んで飲んでいます。タイの方が地産のビールを好む理由としてはその価格もさながら、その独特の味もあるかと思われます。当初は日本の薄いビールに慣れた私にとってはかなりのコクと苦味があるビールだと感じました。

 またタイ人はビールに氷を入れて飲みます。理由としては… 続きを読む

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Bizコンパス編集部 海外リポーター

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