「ザ・パークハウス」をはじめとする都市型マンションの開発で業界をリードする三菱地所レジデンス。iPadを活用した販売戦略について営業システム室長の北澤康子氏が語る。

 

iPadの活用でマンション販売が変わる

―― 事業の概要を教えてください

 当社は、新築分譲マンションブランド「ザ・パークハウス」をはじめとする付加価値の高いマンションの開発を中心に戸建事業、賃貸住宅事業、リノベーション事業、海外事業等を展開しています。当社の強みは、用地取得から計画、設計、販売、アフターサービスまで、社内で一貫して事業を推進する製販一体体制にあります。

―― マンションの販売にITをどう活用していますか

 当社では、マンションギャラリーへお客さまがご来場された際、これまで紙に書いていただいていたお名前やご住所、ご希望の間取りやエリアなどを伺うアンケートを、iPadから入力していただくアプリを開発し、試験的に運用を開始しています。今後は各物件へ導入していく予定です。入力していただいたデータは、そのまま当社の基幹システムへ取り込めるので、営業担当者の入力作業が無くなり業務効率があがり、エリアごとのニーズ分析や社内での情報共有などが可能になります。

―― どのようなメリットが期待できますか

 これまでは、紙のアンケートに書いていただいたものをExcelで集計して資料をつくっていたので、情報が物件単位でバラバラに蓄積されていました。しかし、iPadと基幹システムを連動させたことにより、現地で入力された情報が即座に反映され、自社に存在する情報資産をきちんと収集・蓄積し、それを分析等にも活用でき、また他の物件情報も参照できるようになるなど、効率的かつ瞬時に情報を把握できるようになります。

―― iPadのアプリを開発する際に工夫したことを教えてください

 お客さまにお聞きしたいことはたくさんありますが、質問が多すぎて時間がかかると嫌がられてしまうので、文字や数字の入力を減らしたり、できるかぎり画面タップで回答できるよう工夫しました。

 

お客さまと社員の双方が使いやすいと感じる画面設計が必要

―― 活用についての課題は何ですか

 テスト導入した物件では、… 続きを読む

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北澤 康子(きたざわ やすこ)
1992年に入社。販売・引渡し業務、住宅ローン関連部署、CSR関連部署を経て、現在の部署へ。2016年4月より現職
◎情報収集方法
同業者からのヒアリング、セミナー参加、開発ベンダー、Web・本からの情報
◎コミュニケーション方法
Face to Faceのコミュニケーション
◎ストレス解消法
旅行、飼い猫とのコミュニケーション

三菱地所レジデンス株式会社について
■ 事業内容不動産の開発、不動産の販売、不動産の賃貸借
■ 設立年月1957年6月1日
■ 本社所在地東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル
■ 資本金150億円(2016年3月31日現在)
■ 従業員数1,069名(2016年3月31日現在)
■ 業種不動産業
■ ホームページ

http://www.mec-r.com/

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