Bizコンパス

IT戦略を語る
2016.03.03

データ分析で次なる営業活動をレコメンド

ファイザー株式会社 ビジネステクノロジー担当 部門長 岡崎 昌雄 氏

 メガファーマのファイザーは、IT活用も極めて先進的な企業として有名だ。同社ビジネステクノロジー部門長の岡崎昌雄氏が、データ分析からAIまでITへの洞察と活用法を語る。

 

ファイザーでは情報システム部門とは言わない

―― 事業の概要を教えてください

 ファイザーは世界をリードする研究開発型の製薬企業であり、医療用医薬品を研究・開発・製造・販売しています。グローバルな研究開発体制から生み出される革新的な医療用医薬品を扱っており、循環器系、中枢神経系、鎮痛・抗炎症系、筋骨格系、感染症、泌尿器系、眼科系、がん、内分泌系、ワクチン、希少疾病などを含む幅広い疾患分野で事業を展開しています。

―― 御社の事業におけるITの位置づけを教えてください

 製薬業界に限らず、ほぼすべてのビジネスがデジタル社会と一体化し、テクノロジーなしに事業戦略の遂行が難しい時代になりました。ファイザーは、このような環境変化をいち早く捉え、1990年代末にITや情報システムに携わる仕事を「ビジネステクノロジー(BT)」という呼称に統一しました。ビジネスと一体化してテクノロジーを活用するオポチュニティを探す、それがBT部門の役割です。

―― 岡崎さまがリードするコマーシャル領域のIT活用方針は何ですか

 医療用医薬品を製造・販売する事業者として、最も重視していることのひとつが、患者さまならびに医療従事者の皆さまに正しく有益な情報を伝えることです。コマーシャルは、その重要な役割を担う事業領域です。コマーシャルを展開する上で、特に配慮しているのはどのような方法でコンタクトされる方にも、常に正しい情報を伝えることです。

 近年、特に注力しているのが医療従事者向けの会員サイト「PfizerPRO」です。このサイトは、医療従事者の皆さまに、信頼できる有益な情報を提供し、疾病治療の一助になることを目指しています。現在、16万5,000人を超える医療従事者に会員登録いただき、日々の業務にご活用いただいています。

―― 正しく有益な情報を提供するためにどのような工夫をしていますか… 続きを読む… 続きを読む

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岡崎 昌雄(おかざき まさお)
1961年、東京出身。1983年、台糖ファイザー(現ファイザー)にMRとして入社。1996年に医薬管理部IT企画開発室長に就任。1999年ビジネステクノロジー部長に就任し、営業・マーケティングを担当。ファイザー社ニューヨーク本社勤務を経て2012年より現職
◎情報収集方法
海外のWebサイト。
◎コミュニケーション方法
ラインが異なる部門とバーチャルチームをつくりイベントを開催
◎ストレス解消法
バンドでサックスを演奏

ファイザー株式会社について
■ 事業内容 医療用医薬品の製造・販売・輸出入
■ 設立年月 1953年8月1日
■ 本社所在地 東京都渋谷区代々木3-22-7新宿文化クイントビル
■ 資本金 非公開
■ 従業員数 4,795名
■ 業種 製薬
■ ホームページ

http://www.pfizer.co.jp/

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