2016.02.25 Thu

リアルタイム可視化でコンテナ輸出入を変革する

株式会社宇徳 代表取締役専務 杉山 伸幸 氏

 創業125周年を迎えた港湾荷役および重量物輸送のリーディングカンパニー株式会社宇徳。古い体質を変えるべく、IT化で変革に挑む代表取締役専務の杉山伸幸氏がIT戦略を語る。

 

創業125周年を迎えた港湾荷役・物流・プラント事業の老舗企業

―― 事業の概要を教えてください

 当社は、我が国における重量物輸送の先駆として、1890(明治23)年に宇都宮徳蔵回漕店として創業した会社です。もともとは横浜で回漕業(船舶による運送)を営んでいましたが、その後、港湾荷役、物流へ事業を展開していきました。また、当時米国から水力発電所の発電機等を輸入し、これを山奥のダムまで輸送、現地で据付ける作業を行ったことが、発電所等プラント関係の事業に従事するきっかけとなりました。

―― その事業を支えるために、どのようにITを活用していますか

 従来は、業務の合理化・効率化を目的としてシステムを利用していましたが、近年は営業戦略の一部としてITを活用する側面が強くなっています。

―― 営業戦略としてITを活用している事例を教えてください

 直近でリリースしたのは「UNOS(ユーノス)/UTOC NVOCC Operating System」というシステムです。これはCFS(コンテナへ貨物を積み込み、あるいは取り出しをする作業場)や倉庫を利用するお客さまに、画像で貨物情報を提供するシステムです。「UNOS」は、輸出入コンテナ貨物のリアルタイムなステータス情報を画像とともにWebで確認できることが大きな特徴です。

 

貨物の状況がリアルタイムで見える仕組みで差別化

―― リアルタイムということは、スマートフォンなどで現場の写真を撮り、その画像をアップロードしているのですか… 続きを読む

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杉山 伸幸(すぎやま のぶゆき)
1954年、山口県出身。1976年、大阪商船三井船舶(現商船三井)入社、1997年に同社物流事業副部長、さらにMOL Logistics Netherlands B.V.、MOL Japan Ltd.、国際コンテナターミナルに出向し常務取締役就任。2011年、合併により宇徳となり常務取締役に就任、2014年6月より現職
◎情報収集方法
フォーラムやセミナー、気になるキーワードを部下に聞く
◎コミュニケーション方法
職場の若者と会話をすること
◎ストレス解消法
毎朝のジョギング、週末の弓道、ときどきのゴルフとダイビング

株式会社宇徳について
■ 事業内容港湾・物流・プラントの三事業を中核に、倉庫・保管・輸出入・通関、国際/国内輸送から港湾荷役サービス、プラント建設・メンテナンスサービスなどを手掛ける
■ 設立年月1915年12月8日(創業1890年3月1日)
■ 本社所在地神奈川県横浜市中区弁天通6-85
■ 資本金21億5,530万円
■ 従業員数1,258名(連結ベース)
■ 業種港湾・物流・プラント
■ ホームページ

http://www.utoc.co.jp/

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