Bizコンパス

IT戦略を語る
2014.11.13

DMM.comのスピードと創造力を支えるIT戦略

株式会社DMM.comラボ 取締役兼CTO システム本部長 城倉 和孝 氏

 動画からオンラインゲーム、FX、英会話、3Dプリントサービスなど次から次へ新たなサービスを展開し、業界をリードするDMM.comのIT戦略をCTOの城倉和孝氏が語る。

 

進化し続ける総合エンターテインメントサイトを支えるIT戦略

―― 御社の事業概要について教えていただけますか

 DMM.comの事業全体を一言で表現するのは難しいですね。ご存じのとおり、動画や電子書籍、通販、レンタル、3Dプリンタなどのデジタルコンテンツと、物が動くEC、英会話やFXなどサービス系のECを、ひとつの会員基盤で提供する、総合エンターテイメントサイトといえます。DMM.comラボは、その総合エンターテインメントサイトの開発と運用を担当している会社です。

―― ITを活用していく際の方針を教えてください

 事業観点とシステム観点の両面があります。事業観点では、会員管理や課金などを実行する共通の仕組みを活かし、横のシナジーを意識して事業をデザインすること。システム観点では、その基盤の上でいかにスピーディーにシステムを立ち上げられるか、これに尽きますね。

―― そのIT戦略を実現するためのキーファクターはなんですか

 プラットフォームとサービスを完全に分離することです。プラットフォームは、いかに早く事業を実現できるかを意識して構築しており、サービスは、それとは全く逆のアプローチで、いかにスクラップ&ビルドしやすい環境にするかを意識しています。我々はとにかくたくさんのサービスを立ち上げ、芽が出なければすぐ撤退するというスピード感重視の事業を行っているので、それを支える環境を整備することがITのミッションといえます。

―― 信頼性や可用性に優れた基盤の上で、柔軟にサービスを追加したり、外したりできる感じですか

 そうですね。やはり基盤部分には、全サービスの高い負荷がかかるので信頼性や可用性が非常に重要になります。我々のサービスの中には、動画のように1本当たりのトラフィックが大きいものから、オンラインゲームのように細かなトラフィックがたくさん発生するものまでいろいろあるので、… 続きを読む… 続きを読む

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城倉 和孝(じょうくら かずたか)
1968年神奈川出身。1990年にメインフレーム系のソフトハウスに入社し、1995年独立系SIerに転職、2011年12月にDMM.comラボに入社し現職。
◎情報収集方法
キュレーションサイトやSNSを中心に情報収集
◎コミュニケーション方法
相手に目的をきちんと伝えること
◎ストレス解消法
楽しく飲むこと

株式会社DMM.comラボについて
■ 事業内容 システム開発・運営
ネットワークインフラの提供
Webマーケティング
■ 設立年月 2000年4月3日
■ 本社所在地 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー14F
■ 資本金 3,000万円
■ 従業員数 800名(役員、派遣除く) ※2014年5月時点
■ 業種 サービス業
■ ホームページ

http://labo.dmm.com/

 

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