Bizコンパス

IT戦略を語る
2014.08.14

顧客満足度No.1を目指し金融ビジネスにITを活用

株式会社セゾンファンデックス システム企画室 室長 玉利 英作 氏

 総合ブランド「ローン百選」のもと、個人融資から不動産担保融資、信用保証事業などを展開するセゾンファンデックス。同社のIT戦略をシステム企画室の玉利英作氏に伺った。

 

融資事業、不動産金融事業、信用保証事業などを展開

―― 御社の事業概要を教えてください

 私どもはクレディセゾンの100%子会社として個人融資を中心に事業を展開しております。「ローン百選」という総合ブランドのもと、「VIPカード」と「VIPプレミアムカード」を柱に生活支援ローン、不動産担保融資、ハウジング事業などを展開しております。また、2年前から新サービスとして、金融機関さま向けの保証業務を開始しました。これは金融機関さまが展開する貸金業法に基づく商品の審査を一部請負し、決裁されたものについて私どもが保証を行うサービスです。現在のところは順調に取引いただける金融機関さまが増え、残高も伸びている状況です。

―― 御社のIT戦略について教えてください

 私が中途入社した11年前まで、社内の申込書はすべて紙で処理されており、業務終了後に申込書の数と、それを綴じたバインダーの数を「正」の字でチェックしている状況でした。このままでは業務の拡大に処理が追いつかないということで、ITの導入を検討しました。最初に導入したソリューションはCRMです。当時の電話回線はINS1500も導入されておらず、入電数を把握できませんでした。入電数を把握し、顧客対応力を高めることがCRM導入の目的でした。この目標を達成するため、月1万件の入電まで対応できるシステムを構築したのですが、いざ運用をはじめたらあっという間に7,000件を超えてしまったことを覚えています。

 次に着手したのはペーパーレスの促進でした。これはウェブでの申し込み比率を高めることと、紙の申込書をキーパンチャーに打っていただく方法で進めました。当初、2割程度に過ぎなかったウェブ申し込みですが、その後インターネットの急速な普及を受けて、現在では申込みの7~8割をウェブが占めるまでになり、ペーパーレスもかなり進んでいます。

 もうひとつ戦略的なIT活用としては、独自開発した初期与信システムの「Alice(アリス)」があります。これを開発したのは、今から7年ほど前です。初期与信を「Alice」で行い、その審査結果をベースに、親会社であるクレディセゾンのシステムで顧客管理や請求管理、回収系の業務を行っています。

 

営業をサポートし、顧客満足度向上に貢献することがIT企画室のミッション

―― 競争力を高めるためのIT活用例は何かありますか… 続きを読む… 続きを読む

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玉利 英作(たまり えいさく)
1958年東京出身。1981年、ソフトウェア開発会社に入社、1989年に西武百貨店系商社に転職、1995年マルマンを経て2003年にセゾンファンデックス入社、現在に至る。
◎情報収集方法
ネット、日経の専門誌、メーカーからのメール。セミナーやフォーラムは興味のあるものを選んで参加しています。
◎コミュニケーション方法

感情でものを言わないように気を付ける。部下の体調、表情をよくみる。
◎ストレス解消法
釣り。ダイビング。

株式会社セゾンファンデックスについて
■ 事業内容 融資事業(個人・法人・事業者向け)・不動産金融事業・信用保証事業
■ 設立年月 1984年2月1日
■ 本社所在地 東京都豊島区東池袋三丁目1番1号 サンシャイン60 53階
■ 資本金 45億9万8,000円
■ 従業員数 167名
■ 業種 貸金業・抵当証券業
■ ホームページ

https://www.fundex.co.jp/index.html

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