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2019.02.26

『デジタル・ビジネスモデル』-次世代企業になるための6つの問い

出版社:日本経済新聞出版社、発行:2018/11、定価:2,400円(税別)

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ピーター・ウェイル:MITスローン・マネジメント・スクール情報システム研究センター(CISR)議長。メルボルン大学メルボルン・ビジネススクール情報システム・マネジメント講座教授、ジョージア州立大学経営管理学部客員教授などを経て現職。
ステファニー・L・ウォーナー:MITスローン・マネジメント・スクール情報システム研究センター(CISR)リサーチサイエンティスト。

目次

    序.次世代企業の構築
    1.デジタル化がもたらす脅威と事業機会とは何か
    2.あなたの会社の未来にふさわしいデジタル・ビジネスモデルはどれか
    3.デジタル競争優位を生み出すものは何か
    4.モバイルやIoTを使ってどのようにつながるか
    5.あなたの会社には自社を改革する能力があるか
    6.あなたの会社に変革を起こすリーダーシップはあるか
    終.本書を振り返っての整理

ダイジェスト

4類型のフレームワークでデジタル時代のビジネスを探る

 今後、あらゆる分野において「デジタル化」がさらに進行するのは不可避だろう。各企業は、デジタル化に対し、単に「対応する」だけでは不十分になってきている。デジタル技術をいかに顧客の獲得や顧客満足に結びつけ、競争優位に立つかを戦略的に考えていかなくてはならないのだ。

 では、どんな戦略が有効なのか。成功する「デジタル・ビジネスモデル」とはどういうものなのだろうか。

 本書では、4類型からなる独自のDBM(デジタル・ビジネスモデル)フレームワークを示す。そして各々の企業が現在4類型のどれに当てはまり、競争優位に立つのにどの類型を目指し、何をすればいいのかを、さまざまな事例を挙げながら論じている。

 DBMフレームワークの4類型は、縦横2軸のマトリクスで示される。縦軸は「自社の最終顧客についてのナレッジ」が完全か、部分的か、横軸はビジネスデザインが「バリューチェーン」か「エコシステム」か、だ。

 

顧客についてのナレッジを集め、エコシステム構築をめざすべき

 「自社の最終顧客についてのナレッジ」というのは、… 続きを読む… 続きを読む

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